朝乃山

朝乃山 が 日馬富士 とぶつかり稽古、どんどんぶつかって





朝乃山がぶつかり稽古で日馬富士に20分間(たまに休みが入りぃの)、稽古をつけられたらしいですね。ぶつかり稽古は単純に厳しい稽古と思われていますが、徹底的にやっとかないとケガの多い力士になりますので大切です。出世の早い力士ほどケガが多いのも事実ですし、特に朝乃山は体も大きいですから、今のうちに土のにおいを体に染み込ませておくのはいいことです。

少し前に福の花の記事を書いたときに、北の富士が福の花に張り手で一発KOされた場面を見ていたのですが、かなり危ない状態で倒れていました。もうちょっとでヒザがやられてたところを、ギリギリで足が巧く抜けた感じでした。この場所は北の富士の綱取りの場所だったので、あれで大ケガしていたら歴史は変わっていたでしょう。

北の富士は当時は九重部屋でしたが、若い頃は出羽海部屋なので佐田の山の胸を借りていたでしょう。佐田の山といえば、誰もが胸を出すのを嫌がった琴櫻に胸を出して育てた横綱です。佐田の山は顔が恐かった闘志の横綱として知られていますが、日馬富士が入幕した頃に、「佐田の山のような相撲をとってほしい」というブログ記事を書いた記憶があります。そして今、日馬富士が横綱として若手を引っ張る時代になりました。

ということで、厳しいぶつかり稽古は一部の人からは誤解されることもありますが、大切なものです。さて朝乃山ですが、スケールの大きな相撲と優しそうな顔立ちが特徴の力士です。いかに自分の体勢をつくれるかが上位戦線に加わるカギとなるでしょう、今のところは茫洋とした雰囲気がありますから。

相撲力をつけて厳しい相撲をとれるように、体の芯の力をつけてほしいですね。高安・御嶽海・遠藤と記事をかいてきて、次は貴源治と貴公俊。小柳と朝乃山は忘れていたわけではないのですが、日馬富士が鍛えたというのを見ると、早く幕内に入ってほしいですね、楽しみです。

ヤンチャそうな御嶽海や貴景勝との取組が、特に面白そうですね。




力士名鑑 : 朝乃山

砂かぶりの夜

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