豊山

豊山 の四股名が復活、三代目の活躍が楽しみです





豊山の四股名が復活しました。小柳初代と同郷の新潟県で、東京農大出身ですから豊山襲名にふさわしいですね。初代は何度も優勝へあと一歩まで迫り、先日亡くなった佐田の山と激しい横綱マッチレースを繰り広げた大関でした。

さて三代目豊山、185cmで171kgという立派なアンコ型。初代も二代目も筋肉質の力士でしたが、豊山という字や音の響きからはアンコ型もしっくりくる感じはありますね。頑張って、初代を超えてほしいものです。

学生相撲出身で体重がある力士には、圧力を掛けておいて引き技、というイメージがあります、申し訳ないけど。学生相撲はトーナメントが多いから早い勝負の相撲をしたいのかな、などと考えてしまいます。

かつての千代大海や今の貴景勝のように、運動神経が良さそうで体の大きくない力士の、「勝手に体が動いてしまう」的な引き技は納得するんですね、勝手ですけど。その点で豊山は、引き技が下手みたいです。変な話、そこが期待できますね。

夏場所は高安の大関挑戦の場所で、上位には御嶽海・遠藤・千代の国といったところが続こうとしています。豊山は御嶽海とは一つ違い、さらに若い貴景勝に新十両の貴源治が追いかけてきます。面白くなってきそうです。

今は突き押しに徹しての相撲でしょうが、幕内では当然差されることが多くなると思います。一気にいけないときに、170kgを超える体が吉と出るか凶と出るか。今の正直な印象は・・・、お尻の張りからの印象ですけど、一気にがぶり寄りとかじゃないと厳しいかなという気がします。

出足がどこまで通用するか、どれだけ前に落ちないかということになりますが、豊山となったからには「大関」を期待されるわけです、やっぱり。初代は入幕して7場所で大関になってますからって、それは早すぎますけど。

学生相撲出身力士の大関は、平成19年に琴光喜が昇進して以来、もう10年出ていません。学生相撲出身力士の人数を考えたら、そろそろ現れてもいいころです。まずは、御嶽海に追いつかなければなりません。

初代の豊山が、「学生に負けてたまるか」、という特別な意識で向かってこられていた時代と比べれば隔世の感がありますが・・・、それは50年以上前の話です。ちなみに「闘魂の横綱」佐田の山との横綱マッチレースは、佐田の山の強烈なライバル意識から壮絶な相撲が展開されました。

豊山も佐田の山も激しい突っ張りが得意でしたので、この相撲は凄かったですよ。佐田の山の面構えに対して、豊山は物静かな顔立ち。そのうえ横綱には佐田の山しかなっていないので、豊山が圧倒されたように思われるかもしれません。

実は対戦成績は、ほぼ互角だったのです。現役の晩年は腰痛を抱えての土俵でしたが、その地力は横綱を狙える大関といえました。12勝以上が8回、あと一歩で優勝に届きませんでした。そして、立合いに絶対に変化をしないことを信条にしていました。三代目が豊山の名を、さらに輝かせてくれることを期待しましょう。

力士名鑑 : 豊山




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