張り手と立合いの変化について、今場所はいい感じです





千代の国と千代翔馬のことを書いていて、けたぐりと張り手に触れまして、その件についてもう少し書きます。張り手と立合いの変化について。

両方とも今は基本的に「悪」という存在ですね。以前もそういう立ち位置でしたが、そのブラック度は増しています。その原因の一つは、成功する確率にもあると思います。

つまり昔は、張り手をする方が負けることが多かったので、リスクを負っている分、ブラック度は薄まっていたのだと思います。「張り手で墓穴を掘りました」という解説をよく聞きました。

立合いの変化も同様に、以前は成功する確率は少なかったように思います。立合いの変化が出ると、「変化しましたねぇ、まだ本調子じゃないようです」という解説が多かった記憶があります。

これは昭和の話です。やがて立合いの変化に、「勝ちを意識しましたね」という言い方をされるようになってきます。反則じゃないんだから、という言い方も出てきました。

張り手をしたところにつけ込んで・・・、立合いの変化に落ちないで・・・、というのが正解だと思います。ただ、最近はちょっと変わってきたと感じます。

鶴竜の張り差しを完全に見切って、問題にしなかった嘉風。琴勇輝の変化に対応し、一方的に突き出した阿武咲。特に今場所は稽古充分の力士が増えて、土俵は充実しています。

これから張り手で、そして立合いの変化で、墓穴を掘る場面が多くなることでしょう。土俵の風景が変わりつつあります。それは間違いなく、見晴らしの良い風景ですね。

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