長谷川

最強の関脇は 長谷川 !、と 琴錦 も語っておりますから長谷川です





最強の関脇と言えば、長谷川琴錦、どちらかと言うと長谷川の方が一般的なのでしょうか。以前、琴錦にこの質問がされたことがあります。まぁ「自分の方が最強の関脇」と答えるわけはないですね。部屋の大先輩でもありますから。

琴錦が長谷川には、かないませんと答えたのは、琴櫻を基準にしていました。さすがに琴錦、相撲解説と同様に理論的で明快でした。琴櫻が引退してからも稽古場に出ていて、すでに大関になっていた琴風に胸を出して、琴風が押せなかったという話からの流れでした。

琴櫻の時代の力士は骨が太くて筋肉の塊で、長谷川が活躍した時代は横綱に柏鵬に佐田の山栃ノ海、大関が豊山北の富士玉の海が琴櫻とともに番付を上げていった時代、そこで活躍していた長谷川に自分が勝てるわけがない、という理論でした。

この話は最初、琴錦が引退してからも強かったというところから始まっています。琴錦が引退した後も、すでに関脇になっていた琴光喜に胸を出して、琴光喜に押されなかったということで「琴錦は今でも強い」という話の流れで、琴錦の「師匠の琴櫻は、もっと凄かった」という話になったわけです。

関脇としての実績うんぬんではなく、長谷川と琴錦はどちらが強かったかという話ですので、琴錦の話は説得力があります。琴錦は大きい力士を崩して勝つ、これに長けていた力士でした。長谷川のように正攻法で筋肉質、さらに琴錦と同様に前さばきが巧い、となると琴錦の苦手な力士と言えます。

連続優勝ならば二階級特進で大関、という状況であと一勝が及ばなかった琴錦と、実際に準優勝と優勝を続けて大関を見送られた長谷川。長谷川の場合は、直近3場所の数字が物足りなかったのもありますが。

直接対決の合口を考えると、最強の関脇は長谷川と言えそうですね。がっぷりになれば長谷川、そして前さばきの応酬の時の長谷川の強烈な巻き落としや突き落としは、琴錦は嫌でしょう。

この時は「引退間際の貴乃花に、横綱昇進直前の朝青龍が勝てなかった」ということも琴錦は話していました。そこから当時は現役だった琴光喜と琴錦の話になり、琴櫻と琴風の話になり、長谷川の話に行きついたのでした。

これはもう10年以上前、「若手力士よ奮起せよ」的なインタビューでした。その中でストレートに、今の力士はレベルダウンしていると琴錦は語っています。

今はこのインタビュー時より、上位陣もまだ元気で、なおかつ若手力士が台頭してきた状況です。ここで熾烈な競い合いが展開されれば、元琴錦の朝日山親方は「時代による、相撲のレベル」の部分で、どんなことを語るでしょうか。

そう言えば、琴錦がこの「レベルが低い」と語った時代の「最強の関脇」は若の里。先日のブログで昭和40年代の立合いなら、大関になっていただろうと私は書いてしまいました。う~~ん、それなら若の里が長谷川より上ということに・・・。話が終わらなくなってしまう・・・。

大相撲力士名鑑 : 長谷川 琴錦

 

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2件のコメント

  1. まず指導者的立場にある人間が「現役力士は強い。俺たちの現役時代より遥かに強い、かなわない」とは言わないでしょう。そんなことを口にしてしまえば、弟子に指導ができない。「この親方の指導では、白鵬や稀勢の里には絶対勝てない」と弟子に思われてしまう。

    >>ストレートに、今の力士はレベルダウンしていると琴錦は語っています。
    ただここまで、それこそ「ストレートに」言ってのけるのも凄い。
    貴乃花と白鵬、どちらが強いと琴錦は思っているのだろうか。その説明を聞けば、貴乃花親方をリスペクトする親方が多い理由もわかるかもしれない。

  2. shin2
    コメント、ありがとうございます。
    琴錦は、白鵬よりも貴乃花の方が強いとは言ってませんでしたが、白鵬の方がやりやすいというようなことは言っていたと思います。琴錦の相撲から考えると、一つ一つの展開への対応の速さは貴乃花が上ということだと思います。

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