白鵬

群雄割拠の新時代へ、その歴史的な場所を目撃しているのかも





大相撲名古屋場所は2横綱と3大関が初日から敗れる、波乱のスタートとなりました。しかし昨夜のブログで記したように、これは「波乱の幕開け」ではなく「大変なことになった」ということを、もう一度改めて書こうと思います。

何故に改めて書こうと思ったかといえば、「敗れた横綱・大関陣が不調だった、これは白鵬と若手力士の勝負になる」的な雰囲気がSNSなどで見受けられるからです。

初日の相撲、稀勢の里も日馬富士も照ノ富士も高安も豪栄道も、決して悪い相撲だったとは思えません。勝った方が強かった、という相撲でした。だから、白鵬にも厳しい相撲が待っていると感じます。

むしろ平幕力士は阿武咲と対戦しなければならず、今場所は阿武咲との対戦が無いであろう横綱・大関陣の方が、優勝争いで得のするのでは、と思えるくらいです。それだけ星の潰し合いの激しさがありそうです。

稀勢の里の立合いの当たりや角度、そして左差しを狙う動きは、先場所よりも復調していたと思われます。高安にしても、新大関の硬さではなく、カチ上げで伸び上がる弱点を突かれたもの。照ノ富士は確かにケガの影響はあるでしょうが、貴景勝戦はあまりにも勝機の無い展開でした。

これは「波乱」ではなく「大変なこと」になったと初日の後に書きましたが、さらに「大変なこと」ではなく「群雄割拠の新時代」の到来にまで、発展してしまう可能性を孕んでいます。平成29年名古屋場所は、歴史的な、節目の場所になるかもしれません。

優勝のラインも、12勝3敗ぐらいになりそうな気がします。白鵬の、通算勝利数の記録更新も12勝ですか・・・。その辺で賜杯の行方が左右されそうな名古屋場所です。2日目も白鵬・稀勢の里・日馬富士・照ノ富士、目が離せない相撲が続きます。

大相撲力士名鑑 : 白鵬

 

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