白鵬

白鵬 、お見事でした!そして次の目標の意味と懸賞金の受け取り方について





熱い相撲が展開された、大相撲名古屋場所が終わりました。白鵬が39回目の優勝、優勝インタビューでは「サン(3)キュウ(9)」と、わざわざ拍手が静まるまで待っての一言。イマイチ、伝わらなかったところは、アナウンサーにフォローして欲しかったですね。

この優勝インタビューで印象に残った白鵬の言葉は、次の目標を「幕内1,000勝を目指す」というものでした。優勝40回の大台は次の場所のことだし、東京オリンピックはまだ先のこと。幕内勝利の1,000勝が、ちょうど良い目標ということでしょう。

この「ちょうど良い」は、今の白鵬にとって大切なことだと感じました。大鵬の優勝回数を更新して、さらに今回は通算勝利数の更新。連勝記録以外の主な記録をすべて塗りかえている白鵬にとっては、近すぎず遠すぎずの目標が、モチベーションの維持に必要なのでしょう。

今場所は特に、真っ向から受けない相撲で、張り手やカチ上げの打撃技が目立ったとも言われた白鵬。これはもう、やってしまっているので良いとか悪いとかではなく、挑む力士が研究するしかないでしょう。

以前に見た双葉山のDVDで、桂川が「何としても負かしてやろうという気が起こらんかったな」と語っていたのを思い出しました。すべてを受けて立った双葉山に対して、分かるような気がします。

そして今、出来る限りの策を尽くす白鵬は、「何とかして負かしてやろう」という気持ちが起こる横綱になっているはずです。動いてくるだけ、以前よりも白鵬に隙が出来ているのは間違いないのですから。ひょっとすると白鵬も、それを望んでいるのかもしれません。

ここで余談ですが、ヤフーコメント欄やSNSなどで、白鵬の懸賞金の受け取り方について書かれていることがありますので、私見を書きます。大相撲の所作の部分ではないし、大相撲ファンには「何を今さら」という感じでしょうが、あまりによく目にしますので。

懸賞金の受け取り方は、土俵上の所作とまったく関係の無いものですし、まして企業等からの広告費の受け取り方に品格も何も無いと思います。昭和20年代に手刀など無かった時代は、本当に素っ気なく受け取っていました。現金を、あまり丁寧に受け取るのも・・・ねぇ。

極端に「やったぜ」みたいになるとダメでしょうが、批判されるほどの受け取り方はしていないと思います。特に千秋楽は、白鵬も気を使っていたように見えましたし。ということで、激戦の多かった名古屋場所、さすがの白鵬でした。

大相撲力士名鑑 : 白鵬

 

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