石浦

石浦 らしい相撲による 石浦 の復活を待っております、そして炎鵬も





石浦にとって秋場所は、厳しい場所になりました。立合いの当たりの効果が今一つ、そこからの展開が石浦のペースに持っていけないという感じでした。

石浦に期待している鷲羽山のような相撲、それは立合いの当たりからの正攻法。そこから攻め込んでの撹乱戦法か、そのまま攻め切る相撲。やはり鷲羽山の時代よりも重量化した今の土俵で、小兵力士の正攻法には限界があるのでしょうか。

一つ気になるのは、石浦の筋肉のムキムキさ。受けの強さを磨くために筋トレに励む、その努力は素晴らしいと思います。しかしスピードの点では落ちている、と言えば石浦の努力に対して批判しているようですが。

筋肉は体のパワーに重要な役割を果たすわけですが、その伸縮するパワーは自身の体にも圧力が掛かると思います。ムキムキの筋肉の力士、例えば羽黒山や霧島は必ずしもスピード豊かな力士ではありませんでした。

陸上競技ならオリンピックにでも行けたかもしれない千代の富士などは、例外中の例外。鷲羽山もムキムキというよりも、しなやかそうな筋肉で骨太、動きやすそうな体をしていました。現役晩年の清原がムキムキで、体に近いボールを捌けなかったのも、これに近いかもしれない。全然違うかもしれないけど。

まぁ体型やら、負けん気の強そうな風貌やら(特に口元)が鷲羽山に似ていて、石浦にそのイメージをダブらせたのはオールドファンの勝手というものですが、石浦には石浦なりの相撲の型を作り上げて、もう一度上昇気流に乗ってほしいものです。

今のところは、少し引きが多いのが気になります。鷲羽山は奇襲のけたぐりや鋭いいなしはありましたが、引きは少ない力士でした。せっかく受けを強くする筋肉を作っているのですから、引きは減らせると思います。

先日、YouTubeで白鵬の指導風景というのを見ましたが、非常に理論的で素晴らしく、白鵬道場という感じ。若い衆のノートのメモに、「テッポウは手の四股」という言葉があり、さすが白鵬と思いました。

その白鵬の元、石浦もまだまだ若いし、本当にこれから。鷲羽山うんぬんではなく、石浦流の相撲を必ず見せてくれるはず、筋肉を生かして。思いっ切り、思った通りの相撲をとり切ってほしいですね。そして炎鵬も、舞の海にも宇良にも似ていない、炎鵬流の相撲を見せてくれそうな力士です。

石浦の復活、宇良の回復、炎鵬の躍進。本当のお楽しみはこれからだ、と思いつつ、九州場所を待っております。40年ぐらい前、旭國・鷲羽山・北瀬海が大活躍した頃は面白かったなぁ。

大相撲力士名鑑 : 石浦

 

パワーストーンブレスレット:ローズクォーツで赤房をイメージしました




2件のコメント

  1. 石浦、引き技も多いが、逆に相手のマトモな叩きにバッタリ、という相撲も多い。
    秋場所は3勝12敗と惨敗したが、4番叩き込みで負けている。小兵なので、頭や首を上から押さえつけられるのは泣き所かも知れないが、やはり「筋肉の無駄遣い」のイメージが払拭できない。
    せっかく(というのも失礼だが)理論的に相撲を指導できる「白鵬先生」が同じ部屋にいるのだから、今のままでは勿体ない。
    炎鵬は巡業でケガして帰京というニュースを目にした。十両・幕内に上がれば人気爆発間違いなしの「華のある」力士だ。大事に育ててほしい。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    「筋肉の無駄遣い」は、分かりますね。石浦にすれば、立合いの衝撃に対する対抗策が筋肉ということでしょうか。しかし秋場所を見ていると、大胆さに若干欠けていたように感じました。来年に向けて、九州場所での巻き返しを期待しています。

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