私は北の富士と玉の海に関して書くことが多いのですが、リアルタイムで個人的に応援する、つまりファンだった力士は3人しかいません。廣川と二子岳と三重ノ海、あれは幼稚園から小学生のころぐらい。
私の家にカラーテレビが来たのが昭和47年、関脇時代の三重ノ海が病気で小休止した少し後。つまり廣川も二子岳も三重ノ海も、私は白黒テレビで見ていたことになります。そして3人とも色白、単純に白い力士が好きだったのか?
二子岳は絵に描いたような業師でした、昭和の匂いがプンプン。その二子岳の荒磯親方の弟子、さらにBMIが38で胴長の昭和力士体型ということで、荒鷲は上位で活躍してほしい力士。
特にブログを始めてからは客観的な意識で大相撲を見ている部分もありますが、荒鷲には少し感情移入しますね。そう言えば、先日の中継で藤井アナウンサーの感情が見えたときがありました。
荒鷲と、そしてこれまた昭和の匂いの千代翔馬の取組、立合い一瞬の変化で千代翔馬がバッタリだった一番。藤井アナは残念そうで、この相撲に個人的に期待していた感じがヒシヒシと伝わってきました。
藤井アナも、ほぼ私と同世代。荒鷲VS千代翔馬には、思い入れが有ったのでしょう。粘っこい四つ相撲の熱戦を期待していたはず。気持ちは、非常に分かります。しかし藤井アナ、甘いと思いますよ。たしかにDVDやYouTubeで見る、栃東や二子岳や陸奥嵐など、まさに業師の相撲への期待。
それでも考えてみると、これは映像に残っているから当然。そういう相撲を残しているから。覚えていないだけで、リアルタイムでは呆気なく終わった相撲は当時でも有ったと思います。今よりも立合いの変化に寛容だったし。しかしまた、期待を裏切る荒鷲も一筋縄ではいかない感じで何とも良い。
千代翔馬もBMIが38、これからも荒鷲VS千代翔馬は見られるし。まぁ今のところは荒鷲が先輩だし、それに千代翔馬は大型力士も多い九重部屋、やはり二子岳の弟子の荒鷲がこの部門では一日の長がありますね。これは二子岳びいきの、私の思い入れ込みで・・・。
荒鷲には、技能賞を狙ってほしいなぁ。狙ってと言っても、選ぶ方が選んでくれなきゃダメだけど。何か荒鷲のようなクールな風貌は、選ぶ方に対しての好感度が良くなさそうだけど。
とにかく横綱・大関と当たる位置にいて、若手力士にも嫌らしい相撲を見せてほしい力士です。関所の番人的な存在で・・・顔も何となく、そんな感じ。
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