貴乃花親方

貴乃花 の血筋を考えると、最近のファッションや言動に違和感は無いけど





白鵬と貴乃花の話題もそろそろと思いつつも、やはり大相撲は公益財団法人、世論の影響も考えないと。妙なところを突っ込むのは大相撲ファンではないでしょうが、ファン以外の人に対するコラムも書かなければいけない・・・ファン以外の人の目には触れないでしょうけど。

貴乃花親方への突っ込みで気になるところは二つ、一つはあのどこの国の何というメーカーは知らないけれど、極端にダンディで派手目なファッションについて、「悪役を演じているのか」みたいな感想を目にしますね。

二つ目は理事会での、あの踏ん反り返った姿勢と強烈な眼飛ばし。「年上、目上の人に対して礼節に欠いている」という声を聞きます。二つとも、貴乃花に対する違和感というものでしょう。しかしですよ、貴乃花はあの「土俵の鬼」初代若乃花の甥ですよ。

日村勇紀のモノマネ「あのね~」の頃から入門当時などと、可愛らしい時代の貴乃花の映像の多くを見てきた人にとっては、今回の貴乃花のイメージが重ならないかもしれません。「鬼の甥」という部分を抜きに考えると、大きな違和感は生まれるでしょう。

相撲協会への連絡の不備や対応拒否など、一般社会人としては「普通は考えられない」という部分も、「貴乃花は普通ではない」ということ。もちろん一般社会人としての常識は必要でしょうが、優先順位が違う。

まぁ初代若乃花は100kgちょっとの軽量で、常にがっぷり四つの大きな相撲をとった横綱。当時は照國・東富士・鏡里・吉葉山という巨漢の横綱に、千代の山・朝潮という長身の横綱もいて「そんな大きな相撲では通用しない」という批判は当然。

そんな批判を振り切って・・・というか、若乃花は先輩横綱ほぼ全員に分が悪く、後輩の朝潮にさえ17勝16敗と競っている。とにかく負け続けても自分の相撲を曲げずに、名横綱になったわけです。人の意見など聞く耳を持たない、この辺りの頑固さは、血筋だと思いますね。

そのうえ若い頃は、酒でクビになりそうになるトンパチ振り。年齢を重ね、理事長になってからも、怒鳴りつけられた曙が震え上がったほどの迫力。その気性の激しさも、血筋として貴乃花も持っていそうです。

親方としての若乃花は、これは大関貴ノ花がインタビューで「一日一日ではないんです。一分一分、一秒一秒が痛い、辛い、苦しい」みたいなことを答えてました。そういう時代でもあったでしょう。

貴乃花の暴力に対する姿勢は、先代の貴ノ花から「鬼」若乃花の話を聞いた影響があるかも、という気もします。伯父の若乃花は反面教師の位置付けなのかも。

そう言えば、晩年の若乃花が「ワシによく似ている」と、特別に目を掛けていたのが日馬富士でした。たしかに日馬富士には、若乃花のイメージと重なるところがあります。これも因縁か。

思うのは、貴乃花も一般社会人の常識の手の届く範囲での言動でないと、違和感を覚えるなどと言われてパッシングされるのかなと。そして横綱の品格も、一般常識に納まるレベルでなければならないのかも。優秀なビジネスマンみたいにならないといけないのかも。

皆さん、測り知れないものが嫌いなのでしょうか。私なんか、横綱の品格の定義など語れない。・・・何か、嫌らしい言い方になってしまった。世論は大切にしないと。

大相撲力士名鑑 : 貴乃花 若乃花(初代)

 

パワーストーンブレスレット:ローズクォーツで赤房をイメージしました




4件のコメント

  1. >>貴乃花も一般社会人の常識の手の届く範囲での言動でないと、違和感を覚えるなどと言われてパッシングされるのかなと。そして横綱の品格も、一般常識に納まるレベルでなければならないのかも。優秀なビジネスマンみたいにならないといけないのかも。
    もう「鬼」若乃花とは時代が違う。コンプライアンスも違う。「飲む打つ買う」は相撲の稽古、という時代ではない。
    貴ノ岩の冬巡業休場のために必要な診断書は提出すべきだし、協会幹部からの電話には出なければいけない。貴ノ岩を人質にしているテロリスト、というより駄々っ子だ。

    >>皆さん、測り知れないものが嫌いなのでしょうか。
    嫌いではないか、周囲に迷惑かけまくっている貴乃花親方を見ているのが辛い。危なくて仕方ない。たぶん私は「規格内の人間」なんでしょう。嫌らしい言い方になってしまった…
    明日(11日)元日馬富士が書類送検されるとのニュースを見たが、今度は逆風が貴乃花親方に吹いてくる。この親方「詰め腹切らされる」を文字通りやりかねない。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    貴乃花は、若乃花時代の大相撲というのに対する嫌悪感が、想像以上に大きいのかもしれません。その延長線上に日馬富士の件もあって、それは大切な弟子の将来よりも、自身の進退よりも優先順位が高いのかもしれません。それが貴乃花親方の「相撲道」ならば、喜んでその花道を見届けたいと思います。

  3. 顔をおさえての肘打ち相撲は良しとできない、皆がやったら先に肘打ちを当てた方が勝ちみたいなボクシングの試合になってしまう。それから酒席に同席した力士にもペナルティは有って然るべき、想像するに見せしめのために止めずにやらせた感が伺える。白鵬の為の相撲協会ではなく、日本相撲協会に白鵬が所属している、良く白鵬が一人で頑張ったと解説されるが、力士全員が相撲を取り不祥事を乗り越えて来たんです。

  4. 蕎麦屋さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    カチ上げの件は、相撲協会で検討するべきものだと思います。ルール改正を含めて。先日、テレビで花田虎上氏が、「あのカチ上げをされたら、スキだらけで逆にラッキー」と言っておりましたが、今の力士で、このスキを突く技術とスピードを持った力士は限られています。時代が違います。ルールが変わるか、力士が変わるか。私は、今の力士が変わるのは無理だと考えます。

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