貴源治

貴源治 が高安や栃ノ心と渡り合うぐらいになれば、ド迫力の取組になるだろうなぁ





先日大相撲中継のゲストで出演していた、さいとうたかを氏の「最近の力士は太り過ぎ」という言葉を、春日野親方も聞き入っておりました。どの瞬間を切り取っても怒っている顔しか見せない春日野親方の、初めて見せるような神妙な表情は不気味なぐらいでした。

言い訳ではないでしょうが、「入ってきたときから太っている」は春日野親方の正直な気持ちでしょう。これは小学生や中学生に対する、相撲の指導者の姿勢も問われるもので、それについては改めて書こうと思っております。

ところで今、その体重で一番気になっているのは、貴源治であります。貴源治はこのブログを始めたとき、昨年の3月にバタバタと3本コラムを書いて、その3月場所に新十両を決めました。

そして新十両の5月にもコラムを3本、しかしそれから筆が進まない。昨年の3月時点で、「アレッ、貴源治、体重増えたなぁ」という印象で、相撲内容も期待通りとまでにはいかない。

前傾姿勢で攻めるときは強いが、後傾姿勢になったときの粘りがない。大型力士と嫌というほど対戦した、あの琴錦も「大きい力士は重心を後ろにさせると、自分自身の体重の負担もあって、むしろ軽くなる」と語っておりました。

稀勢の里も十両時代は、そこまで体重は無かったが・・・。貴源治の方が少し上背があるので、稀勢の里との比較は安易なものでしょうが、これからも体重は増えるのでしょうか。

もちろん、体重が増えること自体を悪とは言えません。阿武咲や貴景勝の体重は、その取口と見合っているレベルと言えるでしょう。ただ具体的に体重による弊害があれば、悪となります。

具体的に言えば、体重が過度になれば、低い姿勢を保ち続けるのが難しくなります。今の貴源治の突っ張り合いのときの腰の位置、これが低く保たれていれば問題はありません。

この姿勢が高くなり、そこで押されて後ろに体重が掛かり、その自分の体重でさらに粘りが無くなる・・・というのが自分の体重を自分でコントロールできない力士の負けパターン。

「将来の横綱候補」と呼ぶのは、今でも間違っていない。だが、その将来像が「何kgになっているんだ」という将来に対する不安。何度も書きますが、自分の意思と能力で自分の体をコントロールできるのならば、何kgでも構わないわけですが。

現在の160kg台をピークに、あとは中身を充実してほしい。早く高安や栃ノ心と渡り合う場面を見てみたい、ド迫力の場面を。体重増による弊害は師匠の貴乃花親方も、経験からも認識しているはずですから。

大相撲力士名鑑 : 貴源治




2件のコメント

  1. >>早く高安や栃ノ心と渡り合う場面を見てみたい、ド迫力の場面を。
    なんか悪い時の逸ノ城に近づいているような気がする。
    今場所の逸ノ城は好調だが、不調のときは大翔丸あたりに押されて、全く抵抗せずズルズル後退→惨敗のパターンだ。
    貴乃花部屋の環境もあるんだろうが、ストレス肥りじゃないかと思うことすらある。

    上の画像の化粧廻しの「龍神総宮社」、昨年の節分の豆まきは白鵬や遠藤も呼んでいたが、さすがに今年は貴乃花部屋の力士だけのようだ。
    この豆まきで貴ノ岩が復帰すると予想するが、貴源治に関係ない話になってしまった。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    昨年の3月から5月にかけての貴源治への熱は、若干の小康状態となっております。もっと若々しい、スピードある土俵を見たいのですが・・・。突然のブレイクを期待していますが、もう少し、体にメリハリが出てほしいな、と・・・。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA