旭秀鵬

栃ノ心 の次にブレイクするのは 旭秀鵬 だ、という話は聞かないが





先日の栃ノ心のコラムで、栃ノ心は序二段のときの優勝決定戦の大熱戦が印象に残っている、みたいなことを書きました。印象に残っているけれど、当時のコラムでは書いてはいないわけです。

しかし序二段のときに、すでにコラムで書いたことがある力士がいます。それが旭秀鵬です。私は貴源治貴公俊、昔のブログでは竜電を幕下時代から書いてましたが、三段目以下となると書く機会はさすがに少ないものです。

三段目以下で注目してみるのは、やはり優勝決定戦となりますね。決定戦なしで優勝してしまっては、見る機会は無くなってしまいます。

というわけで、旭秀鵬を初めて見たのは平成19年九州場所の序二段優勝決定戦。もう10年以上も前のこと。栃ノ心の場合は凄いと思っただけだったけど、旭秀鵬のときは思いっきりコラムで書きました。

旭秀鵬が序二段で優勝したとき、この場所の白鵬は横綱3場所目・・・って、白鵬は関係ないだろと言いたいでしょうが、私は本気で白鵬の対抗馬になるかもと思ったのでした。歳も三つしか違わないし。

とにかく一目見て、その四股に感動しました。柔らかくて、バネも有りそうな四股。柔らかいだけで、バネを感じない四股もありますよね。旭秀鵬は、どちらも兼ね備えた四股と思いました。

そして、あの顔。右四つの二代目若乃花といった風情の風貌、颯爽とした力士になるだろうと期待しました。その旭秀鵬も、今年で30歳となります。栃ノ心より一つ年下。

ケガの影響もあってでしょう、右四つになったときの鮮やかな勝ち方と同時に、勝負の余韻も残さないような後味スッキリの負け方も旭秀鵬の大きな特徴。

学生相撲出身力士が増えて、幕内中位から十両までの層の厚さと実力の拮抗が目立っております。そう簡単には、幕内上位に番付を上げるのは大変な状況。まして旭秀鵬に、栃ノ心のようなブレイクを期待するというのは虫が良いか。

栃ノ心が序二段の優勝決定戦に出たのも、旭秀鵬が序二段の優勝決定戦で勝ったのも、ともに番付について3場所目のこと。初場所の栃ノ心の相撲の激しさを思うと、旭秀鵬にも今一度燃え上って欲しい。ケガの具合は本人しか分からないけど。

幕内中位から十両まで拮抗しているということは勝ち抜くのは大変だけど、逆に言えば、ちょっと抜け出せば幕内上位まで一気だとも言える。昨年の千代大龍もそうだ。密かに期待しよう。

大相撲力士名鑑 : 旭秀鵬




2件のコメント

  1. >>旭秀鵬を初めて見たのは平成19年九州場所の序二段優勝決定戦。
    >>私は本気で白鵬の対抗馬になるかもと思ったのでした。
    まるっきり一緒です。なんで十両でウロウロしてるのかわからない。ケガのせいなんだろうが。
    東龍と青狼と「モンゴル万年十両トリオ」みたいになってきた。右四つになれば強いが、負けるときはまるで土俵際まるで残る気もなくアッサリだ。3力士ともケガで実力が十分発揮できないんだろうが。

    モンゴル人幕下の朝日龍とか霧馬山とか、一気に十両に上がってくるかと思ったら伸び悩みだ。外国人枠が「一部屋一人まで」と決められているので、小部屋の辛さをモロに味わうことも多い。旭蒼天(高春日とか種子島とかやたら改名する)とか、高島→春日山→追手風→中川と所属部屋が本人の意志と関係なく変えられる。
    最近のトラブルでモンゴル人力士に風当たりが強いが、荒鷲のように荒磯→花籠→峰崎と所属部屋が変わっても、コツコツ実力をつけていく力士もいる。旭秀鵬もまだチャンスはあると思う。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    ケガの状況は詳しくは分からないので強くは書けませんが、旭秀鵬は今のままで終わる力士とは思えません。栃ノ心もヒザのケガから復活して優勝しました。スポーツ選手や、それを見た一般人が「勇気をもらいました」と言うのは、あまり好きではありませんが、旭秀鵬に限っては栃ノ心に「勇気をもらって」ほしいと思います。

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