栃東 上手出し投げ

御嶽海 の特集番組を見て、桑田の次は落合にも通じるかもと、力士では初代栃東





NHKで、御嶽海の特集をやっていましたね。なるほど、と思うところもありました。いかにも御嶽海、御嶽海の上からマジックペンで御嶽海と上書きするような、そんな感じ。

欠かさずしているのは、スマホでNHK大相撲中継での自分の取組の再生。解説のコメントも含めてチェックしているという。かつて大相撲ダイジェストでの取口の研究は、初代栃東が有名だった。

ほぼ全員が飲みに出る、本場所中の午後11時。栃東のニックネームは「留守番」。今では、24時間見ることが出来る。50年経ってるから。

もう一つ、イメージトレーニングに関して、これは御嶽海自身が「誰よりも、やっている」と語っていた。常に、誰と相撲をしているかを想定して稽古をしているという。押すにしろ、投げるにしろ。

これは単純に、凄いと思った。同じように稽古場で弱いと言われた高見盛が、次の日の対戦相手を聞かされそうになると慌てて耳をふさいでいたのと比べると、大人と小学生ぐらいの違いだ。たとえでも何でもなく。

見ていて思ったのは、現役のころの落合博満に通じるのかもと。練習でよく落合は、サードゴロやセカンドゴロ、レフトフライやライトフライといった感じで、凡打の練習をしていた。

どういう角度で、どういうふうにバットを出せば、結果はこうなるという練習。見ていると、とてもホームランバッターの練習には見えない。

この前は、御嶽海の突き押しや両差しや出し投げのコンビネーションを、桑田真澄の配球術に重ねてみたが・・・。そう言えば、桑田の「肩は消耗品」という考えと、御嶽海のヒザに対する考え方は似ているかもしれない。

ということで、御嶽海を桑田真澄に続き、落合博満で例えてみたが、御嶽海に近い力士が過去の力士に少ないから、これは致し方ない。あっ、初代栃東だった。

そして番組の締めは舞の海、これからの御嶽海の相撲について、「自分よりも大きな力士を攻略するために、前廻しを引いて崩す相撲を」とのこと。やっぱり、初代栃東か。

ちなみにブログのトップの画像は、もちろん前廻しを引いた初代栃東。攻められているのは、その後ろ姿から、あの大関のようです。

大相撲力士名鑑 : 御嶽海 初代栃東




2件のコメント

  1. >>練習でよく落合は、サードゴロやセカンドゴロ、レフトフライやライトフライといった感じで、凡打の練習をしていた。
    御嶽海のウィキペディアによると「学生時代は「遊び稽古」という、土俵の外でいろいろと小技を試す嗜みを行い、勝負勘や技術を養った」とある。「角界の落合」か。
    上記ウィキペディアでは「3年後に強くなるぞと言われても、その頃には膝がボロボロでは意味がない。”今この時の稽古”を自分なりにして、今、結果を出さないと。そう僕は思っています。それが、もしこの先の現役寿命を短くしてしまうことになっても、そこは変えたくない。僕は”今を生きている”んです」というコメントもあった。「3年先の稽古」を全否定する「御嶽海メソッド」だ。大関に昇進したら単行本が出そうだ。

    >>元横綱朝青龍「相撲ダメだな!!」 御嶽海の名古屋場所初V「ありえない」
    >>https://www.sanspo.com/sports/news/20180724/sum18072415130002-n1.html
    ドルジ氏は御嶽海がお気に召さないらしい。朝青龍が「老害」化しているのか、御嶽海メソッドが角界の主流になっていくのか、今後、注目だ。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    たしかに、改めて御嶽海のことを書いていくと、古い?大相撲ファンにとっては刺激的なことが多いですね。私も御嶽海の入幕早々に、その負けず嫌いそうな風貌に、大きな期待を寄せ、その後の言動により、御嶽海のコラムを書かなかった時期があります。しかし何か、時代の過渡期に現れた力士なのかも、などとも思っております。

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