稀勢の里

稀勢の里 の最後の賭けは、稽古の番数しかないのではないか





稀勢の里のコラムを、昔のブログを含めると70本を超えるぐらい書いているわけだが、残念ながら直接稽古を見たこと無くて書いている。ブログってのは、ファンが好き勝手に書くものだから、それでナンの問題もないとは思う。

しかし今回は九州場所、稽古を自分の目で・・・はしていない。見てきた人の話を聞いた。ひと言、「稽古が足りない」とバッサリだった。「あれで、勝てるわけがない」・・・と。四股とテッポウは入念にしているが・・・番数が足りないということだった。

「四股・テッポウよりも、ウェイトトレーニングが重視されている」「白鵬は、四股とテッポウを徹底的にしている」という話を聞くと、稀勢の里は立派な稽古をしている・・・という部分はある。

もちろん番数が足りないというのは、相対的な話ではないと思う。他の力士よりも番数が少ない、ということではない、たぶん。例えば今、一日30番の三番稽古が、多いか少ないか。

ちなみに、稀勢の里の稽古を見てきた人は、70歳代で格闘技経験者だ。プライベートで、毎日テッポウとスクワットを今でも続けている人で、そして昔の力士を見てきた人だ。

栃錦や初代若乃花は一日に100番ぐらいは普通だった、とか、大関貴ノ花の二子山部屋も待った無しの100番なんて話だった。まぁ、テレビの視聴率も、15%が昔と今では価値が違うから、昔の数字は簡単には引き合いに出せないのは、ある程度は承知。

テレビは、録画のケースもあるし、ネット動画その他もろもろの娯楽がある。大相撲も、体重の増加でスタミナが無いとか、ケガをしたらいけないとか・・・、例えが変か。

それでも今場所の稀勢の里の、貴景勝のヒット&アウェーへの対応、北勝富士の右おっつけに対する左差しの策の無さ、これは番数をこなして、体に染み込ませるしかないと感じる。

栃煌山戦にしても、前に出ていても稀勢の里の体をコントロールしていたのは、むしろ栃煌山の方だったように見えた。稀勢の里の今の相撲内容を見ていると、番数を徹底的に増やして、最後の勝負を賭けるしかない・・・のではないか。

大相撲力士名鑑 : 稀勢の里




2件のコメント

  1. 稽古の番数も必要だが、
    >>稀勢の里が出稽古 妙義龍相手に15番取って13勝 [2018年11月7日14時2分]
    >>https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201811070000386.html
    >>稀勢 充実の出稽古、北勝富士に9勝3敗 舞の海氏も復調実感 [ 2018年11月7日 05:30 ]
    >>https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/11/07/kiji/20181106s00005000272000c.html
    >>稽古を見た評論家の舞の海秀平氏(元小結)も「先場所よりも数段良くなっている。下半身の安定感、力強さ。いなされてもバタバタしない」と復調ぶりを認めた。さらに「大きく崩れることはない。序盤に取りこぼさなければ優勝じゃないか」と絶賛していた。
    場所前の稽古で圧倒した相手に完敗した。これでは、自分のための稽古ではなく、相手に自分を研究させるための稽古だ。

    古くからの相撲ファンは口を揃えて言う「稽古場の相撲と本場所の相撲は違う」。稀勢の里が証明してしまった。それと今更だけど、舞の海の言うことはアテにはならない。「技のデパート」改め「ホラ吹き舞の海」だ。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    まぁ、今回の私のコラムは「最後の賭け」ということで、現実的ではないですが、高安と三番稽古で100番ぐらいするつもりで臨んで欲しいということです。昔、初代若乃花が言っていた「最初はベットリした汗が出る、やがて汗も出なくなる。さらにやるとサラサラとした汗が出る。そこまでの稽古を今やっているのか」ぐらいの稽古です。言うは易く、行うは難しいでしょうが。

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