玉鷲

玉鷲 の初白星は同学年の白鵬に対してだから感動した、次は 貴景勝 そして遠藤も勝負だ





玉鷲が白鵬に勝った、初白星。初白星というと、昨年の栃ノ心を思い起こすが、玉鷲は白鵬と同学年ということで意味合いは違う。初土俵では3年の差があるので、常に白鵬の背中を、それも遠い背中を追い掛けていたわけだ。同い年ならば、もう追いつけないかも、と考える人もいるだろう。自分と置き換えたなら。

34歳で同学年の横綱に初白星、世のオッサンたちに「勇気を与える」相撲となった、かもしれない。スポーツや歌で「勇気をもらう」のは良いことだが、勇気の安売りを感じることもある。しかし、この玉鷲の一勝は、勇気に値するものだった。

それも対戦前には白鵬戦への自信をほのめかす発言もしていたし、つまりは手応えがあったのだろうし、準備も出来ていたのだろう。いよいよ、もう一つ上を目指す状況になりつつある。

そして、これで白鵬VS貴景勝は目が離せなくなった。というか、前々回のコラムでは星勘定を抜きにしても注目だ、と書いていた私だった。しかし優勝争いに関わるのは、大切な経験にある。

同じ経験をするのなら、リラックスできる場面で経験をするよりも、星一つを競う場面での経験の方が、より血となり肉となる、はずだ。

そして、遠藤も3敗を守った。遠藤の左四つ右上手の型は、やはり美しい。これほど美しい四つ身になる遠藤を見るのも、久しぶりだ。もちろん、上位との対戦で勝ち越せるかが遠藤の課題だけど。

その小細工の無い、武骨な真っ向勝負の取口は、今まで上位陣に何度も跳ね返されてきた。しかし逆に言えば、この取口で一度追い越してしまえば、もう相手力士は抜き返すことが出来ない、そういう期待がある。一枚でも番付を上げて、来場所は上位陣に総当たりできるよう、残り3番が勝負だ。

大相撲力士名鑑 : 玉鷲 貴景勝 遠藤




2件のコメント

  1. 玉鷲は毎場所コンディションは良さそうだが(初土俵以来休場なしだ)、成績が伴わなかった。
    手芸やお菓子作りが趣味の力士としてテレビ出演もしているが、本業のほうで玉鷲にスポットライトを当ててほしい。

    玉鷲・錦木・遠藤で「武骨三羽烏」で売り出すか。ただ遠藤はCM出演も多い人気者なので、世間のイメージは武骨ではないような気がする。代わり(というと失礼だが)宝富士を入れるか。実力の全てを土俵に出していないように見える力士で「勝つときは強いのになあ」というタイプだ。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    玉鷲の強さとともに体の丈夫さ、ケガが多い昨今、見習うべき点も多々ありそうですね。武骨三羽烏、良いですね。錦木と遠藤には上位で定着してもらって、キッチリとした相撲で突き押し相撲や小兵の業師を迎え撃ってほしいものです。

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