玉鷲

玉鷲が初優勝、そして豪風の引退で二子岳の外無双を思った





玉鷲が初優勝。千秋楽はリアルタイムで見ることが出来なかったが、まさに圧勝。あっけない印象という感じだが、突き押しと四つの対決だから致し方ない。遠藤も一か八かの勝負を賭けたのだろうが、あの展開では玉鷲のものだ。

スポーツ経験なしから15年間、鍛え上げてきた肉体の頑丈さが際立つ。突き押しと言えば、中アンコ型で出足のある力士や、超大型でリーチのある力士というイメージだったが、玉鷲は画期的な突き押し力士と言えるかもしれない。

もちろん技術的な部分は当然なのだが、あれだけの体の大きさでありながら、均整のとれた体の強さに、どうしても目が行く。以前にテレビCMで妙義龍の体脂肪率が22%ぐらいだったが、玉鷲も近い数字だろう。

ちょうど一年前に初優勝した栃ノ心も、圧倒的な体の強さを感じさせた。玉鷲と栃ノ心の強さは分かりやすい、と思う。突き押しと四つ相撲というコントラストもあり、30代コンビで大関を張ったら、絵になるな。

私が以前参加していた大相撲のSNSでも、玉鷲の人気は高かった。もちろん人柄もだが、あの風貌も・・・。SNSの参加者の人に、勝手にペンギンのキャラにされてイラストになってたりしていた。唇をタラコみたいにされて・・・。

豪風が引退した。テレビを見ていたら、「豪風関の一本背負いで、大相撲のファンになりました」というハガキが紹介されていた。豪風の一本背負いを思い浮かべていたら、不意に二子岳の外無双の映像を思い浮かべた。私が二子岳ファンになったのも、あの派手な外無双も一因だったのかな。

二子岳 外無双

大相撲力士名鑑 : 玉鷲 豪風 二子岳




2件のコメント

  1. 外無双の映像を探していたら、相撲以外の格闘技=レスリングやサンボが出てくる。
    「sotomuso」表記なので、相撲の技が他の格闘技に応用されているのか。
    外無双を使う力士は、二子岳以外は旭鷲山ぐらいか。相撲の場合、膝を土俵に付けてしまうと負けになってしまうのと、力士が巨大化しているため、技の仕掛けに失敗すると大ケガの怖れがある外無双は敬遠されてしまうのか。炎鵬あたりに甦らせてほしい技だが。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    十両では照強と炎鵬が勝ち越して、来場所が楽しみです。照強も炎鵬も、相撲力という点では舞の海より上でしょう。炎鵬の外無双は、可能性があるかもしれませんね。これから土俵は、まだまだ面白くなると思います。

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