北の富士 浴衣

トランプばかりが目立ったけど、今宵は千秋楽よもやま話





トランプ大統領が主役となった大相撲夏場所千秋楽であったが、いろいろとドラマはあった。一番は炎鵬VS松鳳山だろう。名勝負の令和第一号と呼んで良いのではないか。後年まで残る大相撲は、炎鵬と松鳳山という最高のキャスティングで生まれた。

「炎鵬の下手がもっと深かったら、下手投げは決まっていた」と舞の海。深く引くのは炎鵬の相撲ではないし、あの展開で深く引く流れも無かったし、あんな名勝負にはならなかっただろ。

十両では印象的な涙、勝ち越した豊山が花道で感極まる。アナウンサーは豊山の涙の意味を切々と語るが、一瞬の沈黙の後、解説の大碇、「泣くこたぁ無いだろ」と絶妙のタイミング。

三役経験の無い力士の優勝は佐田の山以来、58年振りという話に北の富士は、「オレはそのころ、鼻垂らしてたよ」・・・19歳で鼻垂らしてたのか、北の富士。

十両優勝インタビュー、来場所の抱負をきかれた貴源治、「今場所と同じぐらいの星を上げること」・・・新入幕でも13勝を目標とする貴源治、今場所だったら幕内優勝だ。

竜電が10勝を上げて、技能賞は見事。しかし、明生も技能賞をあげたい相撲内容だった。明生のコラムはまだ書いていないが、相撲内容が良くて、ツッコミどころが無いためでもあるかな。

明生とともに、新入幕の志摩ノ海の根気強い相撲も見事だった。明生や志摩ノ海のような相撲は、相当な稽古量でないと出来ないだろうな。阿炎も敢闘賞。個性派が上位に揃ってきた。

正代が2年振りの10勝、「正代は両差しじゃないと勝てないから、両差しを狙う」と言われた正代。それでも今場所は、相手力士が正代の両差し狙いを嫌がっているところを荒々しく攻める、というパターンが出来つつある、かもしれない。そして御嶽海も、やっぱり強かった。

豊昇龍・納谷・北の若と目立つ若手が出てくる中、琴鎌谷が十両に手が届くかも。以前に、琴櫻のような美しい四股名は、いつか復活してほしいと書いたことがある。いつか・・・琴鎌谷に琴櫻を襲名してほしいな。

ひょっとすると、北の若も、いつか北の富士に・・・私の世代にとって、北の富士と琴櫻が復活するのは夢がある。それじゃ、解説の北の富士は?・・・今風に「勝昭」でいいんじゃないか。瑛太みたいだ。

大相撲力士名鑑




2件のコメント

  1. トランプ大統領の「おもてなし」は、直前まで揉めたのだろうと想像する。
    いつか「大統領大相撲観戦顛末記」みたいな読み物が出ることを期待する。

    正代の「アゴ上げて両差し狙いで対戦相手が吹っ飛ぶ不思議な相撲」が完成されつつある。だからといって「正代の相撲を見習え」とはとても言えないが。

    もう放っといたらいいとは思うが、物言いが付く一番は、いつも阿武松審判部長が審判長のときだ。「場内説明は他の審判委員に任せたらどうか」というツイートも見た。この人には物言いの説明は無理だと判断されているらしい。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    正代は、これから「個性派力士」として名を残すのかもしれませんね。福岡の私には、お隣の熊本出身の力士だけに、「愛情のあるイジリ」を投げかけていきたいと思っております。そして同じ福岡出身の阿武松、というか益荒雄。あのオドオドした感じ、現役当時の益荒雄が泣きます。次回は「千秋楽よもやま話パート2」で、厳しいコラムを書く予定です。

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