栃ノ心

栃ノ心 にアンラッキーは続くが、それでも私は審判委員と行司の味方なのだ





「審判委員の味方」を公言している私ですが、連続して「行司の味方」になるとは、因果な世の中である。力士同様に行司も体重が増加している、というテーマのコラムなど書いている場合ではない。(実は体重の件も、書くべきテーマだけど)

(現役時の)栃錦が立合いを乱した元凶なのか? その栃錦の春日野理事長が行った立合いの改革の結果は? 今の力士の取口・体型と立合いの関連性は? なんてことを書いていくと長くなる、ので書かない。読む方が、面倒くさくなると思う。

土俵に手をつくべし、と言う人は、本来立合いで力士は手をつくものであった、という話の流れで言っているのだと思う。映像に残る双葉山は、立合いに手をついている。しかし同時代で、手をつかないで立っている力士の映像も残っている。

原因は、すでにラジオ中継が存在していたからだと考えられ、だからこの時代を軸として話を展開するわけにはいかない。ラジオ以前となると栃木山・・・、常ノ花でギリギリだ。そして映像は・・・YouTubeには多分ない。当時の立合いは、スッゴイ、時間が掛かっていたと思う。

ならば、折衷案というか何というか、「水付け」というのはどうだろう。双葉山の「水は一度しかつけない」という話は有名なものだ。それが有名ということは、他の力士は何度も水をつけに、土俵下に降りていたわけだ。

ということで、昨日の栃ノ心のような場合、一度土俵下に降りて、水をつけて落ち着いてから仕切り直す、というのはどうだろうか。理想とする時代、双葉山の時代にこそ、そのヒントは有るはずだ。本気なのか、皮肉なのか、書いている自分でも微妙だ。

双葉山を軸にしないで、アマチュア相撲が手をついてるんだから大相撲もつけ、という人がいたらどうしましょ。そんな人に行司が野次られたら気の毒だから、出禁にしてテレビで見てもらいましょ。私は行司の味方ですから。

それとも、大相撲も変わるのかな。春日野理事長の立合い改革時の研修会、モデルに選ばれたのが当時のバリバリの若手、八角と芝田山だったし。親方も、学生相撲出身が一気に増えたし。この35年間、いろいろ有ったけど。実は、すでに変わっている? 認めたくないだけ?

大相撲力士名鑑 : 栃ノ心




2件のコメント

  1. 行司によって、立合いの手つきに異常なほどうるさい人(審判長なら藤島親方か)とそうでない人がいて、見ているほうは困惑する。
    NHKが異常なほどうるさく宣伝する「大相撲取組動画」の九日目、貴源治VS剣翔戦を観ると、剣翔がほとんど手を付いていないし、呼吸も合っていないが立合いは成立して、貴源治が勝った。もし剣翔が勝っていれば2敗で単独首位だ。それでも上位との対戦はないだろうが。

    立合いの成立基準と勝負判定基準はブレまくり、取組編成は番附の上から順番が原則、たとえ負け越していても、下位に好成績者がいても頑なに変更しない。
    千秋楽の三役揃い踏みは豪栄道VS栃ノ心、御嶽海VS遠藤、貴景勝VS阿炎で、御嶽海・貴景勝が4敗になれば、剣翔が三役との対戦なしで新入幕優勝の可能性が出てきたが、明らかに対戦相手の地位が下位でも、優勝は優勝だ。これでいいのだ、ではないよなあ。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    曙が貴乃花との一番で待ったを繰り返し、取組後に初代若乃花に呼び出されて、貴乃花ともども説教を食らったという話がありました。震え上がるほど、恐ろしかったらしいですね。今の審判部も、その場で止めるよりも後で呼び出して説教する方が効く、ぐらいの威圧感で臨んでほしいです。もちろんそれは、きちんと研修をしないと、止めても説得力が無いでしょうから。

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