朝乃山

朝乃山 と 正代 で優勝争いするぐらいでいい、っていうか出来るんじゃないか





前回の続きになるのだが、初代若乃花が3場所で28勝だった話。若乃花は28勝17敗ではなく、28勝15敗で2引き分けだったわけで、昇進直前場所の一つの引き分けが大関とりの決め手となったわけだ。

右四つの型を持った横綱千代の山相手に、左四つの若乃花が右四つで渡りあい、20分の大激闘の末に引き分けたのだ。それは一つの白星よりも、はるかに大きな引き分けとなった。

つまりは、大関という看板を背負って、お客さんを満足させる相撲が取れる器なのか、それが問われていたということだろう。また、そういう相撲が取れるなら、調子相撲ではないし、だから安定して星を上げられるだろう、大関を任せられるだろう、みたいな判断だと思う。

そして今場所も上位陣が手薄の中での、昇進への星勘定の話。前回、北の富士は昇進前の6場所は三役で57勝だったと書いたけど、魁皇なんかはもっと凄い。平成8年は6場所を通して関脇で60勝、この当時の上位陣は貴乃花・曙・武蔵丸・若乃花・貴ノ浪・琴錦・武双山・安芸乃島・貴闘力・土佐ノ海だ。凄い。

これらの力士を相手に、年間を通して平均10勝。平成11年は年間59勝だったが、上記の力士は健在で、さらに千代大海・栃東・出島・雅山が上位陣に加わっている。なんちゅうメンバーだ。

朝乃山に対して意地の悪い感じでここまで書いているが、朝乃山の大関昇進への期待感は高まっているなぁ。こんなときに正代の大活躍に期待をしてしまう、私はそういう性格なのだ。今場所、正代が13勝したら、直近3場所で37勝なのだ。平均12勝を超える。

もう一つだけ・・・白鵬が大栄翔に勝った相撲、なんか足がバタバタしてるように見えたけど、好調には見えない。あっ、足袋、履いてたんだ。だからぁ・・・今場所の上位陣相手での10勝の価値は、大きくはない。

大相撲力士名鑑 : 朝乃山 正代




2件のコメント

  1. 今日二日目の正代は、高安相手に「いつもの」アゴ上げて胸出す立合いで受け止めて右掬い投げで転がした。
    高安の調子も良くないのだろうが、元大関相手に子ども扱いの勝ち方だった。強い。
    横綱相手でもアゴ上げて立つのだろうか。白鵬の張り手やカチ上げ、なんなら両方喰らうかも知れないが、平然と勝ちそうで怖い。「力士の強さ」を超えた強靭な人間の強さが出てきた。
    これで稽古場ではあまり目が出ないらしい。逆に怖い。ちょっと理解できない強さだ。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    正代の相撲とは好対照に、朝乃山は左上手をキッチリと引いて相撲を取っています。この相撲内容の違いが終盤まで続いてくれれば、面白いことになりそうです。正代も、自分の型を完成してしまうかもしれません。いや、すでに完成しているのでは・・・。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です