蒼国来

9日制はどうだろうと思ったが厳しそうだ、コラムは 蒼国来 の荒汐部屋の話で 若隆景 と 丹治 も





ついに、力士にも新型コロナウィルス感染者が出た。私は15日制が厳しければ、場所を短縮して開催したらと考えてきたが、それも危ないか。11日制や13日制が過去にはあったわけだから、一つの選択肢と思っていたが。

現代だったらテレビ視聴率も考慮して、土曜日を初日にして、日・月・火・水・木・金・土、で千秋楽を日曜日に持ってくる9日制はどうだろうか、と思っていたが、それも厳しいか。今は見守るしかない。普通に大相撲の話にしよう。

蒼国来が現役引退し年寄荒汐を襲名し、これから荒汐部屋の師匠として指導をしていくことになった。今の土俵において、昭和的な体系をキープしていた貴重な力士だった。例の件でのブランクを乗り越えて、復活したのも見事だった。

そして、おなじみの若隆景・若元春・若隆元の大波三兄弟も引き締まった体をキープしている。若隆景は再入幕濃厚、キビキビした動きは秀逸だ。小兵力士は多くなったが、キビキビした動きの力士と形容される力士は少ないと思う。今の小兵力士は、少なからず舞の海の影響を受けているように見える。

リアルタイムで舞の海を知らなくても、その名場面を見れば、やがては似てくるような気がする。キビキビした小兵というと、やはり鷲羽山。鷲羽山に似ている力士は、かなり少ない。最近では朝青龍しか思いつかない。朝青龍は最近の力士ではないけど。

もちろん、若隆景は182㎝で125㎏ある。小兵力士と言うよりも、昭和体型の力士と言うべきだ。小兵力士はかなり活躍している昨今、典型的な昭和力士体型の力士は少ない。

そして若元春に若隆元、若手力士では丹治がいる。丹治はまだまだ時間が掛かるだろうが、師匠を初めとした荒汐部屋の昭和の空気の中で、昭和っぽく成長してくれるだろう。

大相撲力士名鑑 : 蒼国来 若隆景




砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. >>心技体を鍛える上で、必要とされてきた相撲界の共同生活だが、このスタイルは感染拡大防止のために避けるべき「密閉・密集・密接」という“3密”の最たる例でもある。その中から発覚した力士初の新型コロナウイルス感染症の陽性反応。やはり、一人でも感染者が出れば一気に部屋自体がクラスター化する可能性も高まる。
    >>https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/04/11/kiji/20200410s00005000330000c.html
    上記記事は正しいけれど、コロナ禍を想定して建てている相撲部屋は存在しない。まさかコロナ対応に造り直すわけにもいかないだろう。

    >>若隆景は182㎝で125㎏ある。
    横綱時代の千代の富士が同じぐらいの身長体重だったか(以前にも書いたことがあるなあ)。令和2年だともう少し体重がないと幕内では苦しいか。千代の富士のようなムキムキ体型を造る手もあるが、あれは肩の脱臼対策のためで「千代の富士専用」体型かもしれない。
    一回り体の大きい若元春は3度目の十両昇進で勝ち越した。丹治はまだ良くわからない。序二段の力士だが、検索すると画像が大量に出てくる。上位に来れば人気爆発は間違いなしだ。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    新型コロナウィルスの感染拡大は、角界においても努力だけでは追い付けない状況になってしまったのでしょうか。もう、5月場所うんぬんではなく、とにかくいつか減少傾向になってほしいと考えるべき状況です。大相撲の方は若隆景を筆頭に、若元春、丹治は応援したい力士。安心して応援できる日を待つのみですね。

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