豊昇龍

琴勝峰 と 霧馬山 と 豊昇龍 のことを書き始めて、ちょうど一年経ちました





一年納めの11月場所、当然九州場所とは呼べない。一年納めって、11月なら、まだ12月があるじゃん、という感じだ。やっぱり九州場所って言葉の響きに、一年納めの雰囲気があるね。

とは言え、話題は多い。新大関の正代に貴景勝と朝乃山、綱とりの主導権争いは?白鵬と鶴竜の復活あるか? まぁ、白鵬はケガが無い限り、まだまだ恥ずかしくない勝ち星は上げるだろう。

ところで11月場所と言えば、琴勝峰の「グニョ~~ン」が出たのは去年の九州場所だった。琴勝峰に注目して、丸一年となる場所だ。何か、ワクワクするものを見せてほしい、と思う。

上手からの攻めが少ないまま番付だけは上げているが、来年への夢が膨らむような相撲が見たい。そして琴勝峰とともに一つのグループというか、古い言葉で言えば「三羽烏」的に考えている、霧馬山と豊昇龍の成長はどんなものか。

正代・貴景勝・朝乃山に世代としては御嶽海も入るか、この次に来るのが琴勝峰と霧馬山と豊昇龍・・・ではなくて、競い合う存在だということを知らしめてほしい、と思う。

霧馬山と豊昇龍ともに、先場所は微妙に万全ではなかった。ケガに強いかどうかも、注目したい。大関以上を期待できる力士になるには、まずはケガに強くないと。

上位陣に当たるのは、とりあえず霧馬山だけか。琴勝峰は数字にもよるかな。ということで今場所は、この三力士の相撲から、だけど・・・福岡県と熊本県の県境で育った私にとっては、熊本県出身の正代かなぁ、一番は。年齢的にも、さらに上を目指すには、今場所の成績は大きいなぁ。

大相撲力士名鑑 : 琴勝峰 霧馬山 豊昇龍




2件のコメント

  1. 琴勝峰と豊昇龍がほぼ同期で、霧馬山は3歳年長ほぼ3年先輩、入門前に相撲経験はないが「三羽烏」と呼んで構わないと思う。
    霧馬山が九月場所途中休場を挟んで9勝したのは驚いたが、やはりケガはしっかり治療したほうがいい。ただ身体能力はズバ抜けている。豊昇龍は時々大ケガしそうな相撲を取るが、初土俵以来休場はない。今後相撲が変わっていくか。
    月刊「相撲」11月号56ページで、琴勝峰は「潜在能力からすれば、まだまだこんなものではない」との寸評だ。三羽烏の中でも格が一枚上と見られているようだ。
    「九月場所で何故三賞を受賞させなかったコンビ」隆の勝と若隆景にも期待している。正代の土俵上でのパン食い競争(それで大関に昇進するのも凄いが)と対照的な教科書相撲だ。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    琴勝峰・霧馬山・豊昇龍に隆の勝と若隆景も大関レースという意味では、一つのグループになりそうです。正代・貴景勝・朝乃山に対抗するという意味では、照ノ富士と御嶽海もベテラン大関レースコンビもいます。まさに群雄割拠、さらに上記の全部の力士が白鵬と鶴竜に挑むという、世代闘争の入れ子構造とも言えそうですね。

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