豊昇龍

豊昇龍 は勝てる相撲を取るのではなく、強くなる相撲を取ってほしいのだ





大相撲11月場所も終盤戦に入り、優勝争いが注目だろうが、今回も豊昇龍。9日目の琴ノ若戦、向こう正面の解説の雷の垣添が「頭を付けに行った方が良かったですね」と語っていた。いや、ダメだ。勝つためならそれでいいが、強くなるためなら、それはダメだ。頭を付けないから、豊昇龍は楽しみな存在なのだ。

垣添はさらに「豊昇龍は、動きが遅いんですよ」とも言っていた。どこが遅いんだと思っていたら、そのすぐ後に、レポーターのアナウンサーが「豊昇龍の話です。『攻め急ぎ過ぎてしまった』ということでした」やはり、豊昇龍は面白い。

私としては、外四つになっても寄って行った、あの強引さは良かった。強引だけど、琴ノ若は苦しそうだった。そこからの豊昇龍の上手投げ、これは強引過ぎた。強引さは良いが、過ぎたるは及ばざるがごとし。

しかし、頭を付けるような小さい相撲を取るぐらいなら、強引過ぎる方が良い。今は勝てなくても、来場所は勝てる。外四つから寄って行ったけど、将来的には吊り寄りを期待する。理想としては、やはり吊り。

それと、6日目の徳勝龍との一番だけど、私は何となく勝ち目が薄いかなと思って見ていた。徳勝龍の左の方が堅いんじゃないか、という感じ。左四つの展開しか思い浮かばなかった。そして豊昇龍には、差しみが巧くなることも結構だが、左四つでも取れる力士になってほしい。

そして10日目の佐田の海戦、良い相撲だった。特に、上手廻しの位置が良かった。豊昇龍には、前ミツを引いてほしくない。「上手は浅く」なんて、止めてくれ、下らない発想は。

豊昇龍は脇ミツを引き付けた、キレイな四つで相撲が取れる力士になれる、と思う。朝青龍はそれが出来なかった。少しだけでも、自分有利な四つに持って行ってた。それは出来たけど、横綱相撲としては物足りなかった。もちろん、自分有利に持って行く、そのスピードと運動神経は凄かったけど。

ところで今、「脇ミツ」で検索しても、相撲用語としての脇ミツは出てこない。出てきたのは、私のブログだけだ。死語の世界、ってヤツか。ならば、本当に復活してくれ。「上手が深い」と脇ミツは違うから。そして豊昇龍は「綱」をイメージ出来る、数少ない力士だから。11日目は志摩ノ海戦、楽しみだ。

大相撲力士名鑑 : 豊昇龍




2件のコメント

  1. 豊昇龍、身長は186センチだ。大関朝乃山が187センチだからほぼ同じぐらいだ。
    朝乃山に前ミツを取れ、とは誰も言わないだろう。豊昇龍がまだ体が細いから前ミツ云々言われるのだろうが、体が大きくなれば豊昇龍が現在抱える欠点も解決していくだろう。叩き込まれる負けも減っていくはずだ。
    豊昇龍は同い年の琴勝峰と一時代を築く力士になると思う。幕内2場所目の勝ち負けは気にする必要はない。一方琴勝峰は飄々と両関脇を破り、今日十一日目の結びで大関貴景勝と対戦する。なんか飄々と勝ちそうな気がする。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    11日目、琴勝峰と豊昇龍ともに1敗力士に敗れましたが、相撲内容は良かったと思います。そしてもう一人の同い年、納谷が良い相撲で新十両を決めました。実は今、たまに貴闘力のYouTubeを見ることがあり、だからというわけではありませんが、納谷にも注目しております。そして、狼雅も近いでしょうね。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です