豊昇龍

豊昇龍 の強さは 輪島 的な相撲でさらに割り増し、型は違うけど





福岡県も、まん延防止措置が解除になった。まだまだの状況なのだけど、諸々の現状を鑑みて、やはり自分で気をつけるのが、まずは第一だ。大相撲3月場所も、まず第一は「ご安全に」、なのだ。

3月場所の番付は、「新」の字が目立つ。御嶽海はもちろん新大関だけど、関脇の若隆景に阿炎と小結の豊昇龍にも「新」が付く。そして前頭筆頭に宇良がいて、ワクワク感が半端ない。前頭3枚目の阿武咲が割を食った感じだけど、それだけ上が詰まった番付になっているわけだ。

そんな拮抗した番付の中で、その拮抗を突き破る可能性は、やはり豊昇龍に感じる。ここ最近、毎場所注目の力士は豊昇龍と書いているようで、「今回も」という感じだけど、それでも結局一番は豊昇龍だから致し方ない。

先々場所で「豊昇龍は左四つが強い」って話になって、さらに先場所では左四つ右上手で勝つ相撲が増えて、いよいよの今場所だ。左四つ右上手の上書き保存が積み重なると、そこには優勝争いが待っている、と思う。

1月場所での本格的な右四つの相撲は、琴恵光戦と碧山戦の二番。力の強い琴恵光を捕まえて密着するために、右四つで組みに行っていた。碧山は、離れていたら突き押しが嫌らしい。右四つなら四つに応じた、という感じか。

輪島なんかが、そうだった。普段は左四つだけど、千代の富士のような小兵の右四つの力士を捕まえるときは、右四つがっぷりで組み止めていた。その右四つは、本来がそうだと感じるほどに見事だった。近いものを豊昇龍も持っている、はずだ。朝青龍の甥だし。どうでしょう。

結局1月場所は、左四つ右上手と突き押しで約8割の白星を挙げた。「約」というのは、相撲の流れも含めると微妙な相撲もあったし、左四つと突き押しのバランスも半々。相撲の型はこれからだ、ということ。

ところで、1月場所はガチガチの左四つの宝富士と隠岐の海に完敗してしまった。それでも11勝だから、宝富士と隠岐の海の左四つを克服すれば、もっと行けるポテンシャルということも言える。

先場所のこの二番は何と言うか、立合いからのキッチリとした攻めの型が豊昇龍にはまだ無かった、というのが敗因だったと思う。流れの中での左四つでは、まだ本職には敵わない。だからもう一度、相撲の型はこれからだ。

それでもね、先々場所から先場所への変化を見ると、今回も先場所から今場所への変化を望めると思ってしまう。もちろん宝富士戦と隠岐の海戦よりも、横綱大関戦が注目なのは間違いない。そして、横綱大関戦もやってくれそうな気がするなぁ。

大相撲力士名鑑 : 豊昇龍




砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. 豊昇龍は初土俵から4年少しのキャリアなので、取組数自体が少ないが、上手投げで15勝、下手投げで20勝で下手投げでの勝ちが多い。
    >>http://sumodb.sumogames.de/Rikishi_kim.aspx?r=12451&l=j
    輪島の下手投げは「ワジマスペシャル」で、彼一代限りだ。舞の海の左を深く差して相手の廻しの結び目の奥の下手を取って投げるタイプとも違う。
    豊昇龍は外掛けも内掛けも一本背負いも全部右からだ。たぶん投げも右が多いのだろう。それなら左四つで右上手投げのほうが上位を狙うには有利だと思うが、考え方が古いだろうか。
    とはいえ左四つのスペシャリストの宝富士や隠岐の海にはまだ及ばない。しばらくは苦労しそうだが、右上手投げが得意技になる頃には大関に上がっていると思う。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    豊昇龍に左四つが合っていると思うのは、寄る形が左四つの方が良いと思えたからですね。右四つだと、左足を大きく引く場面を見ることが多かったと感じました。守備的な四つ身ですね。もちろん、投げも下手よりも上手の方が良いと思いますが。やはり前に出る相撲で勝つことが、上に行くステップになるでしょうね。

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