若隆景

場所前の最大のテーマ、BMIが40の力士トリオと3大関の対抗戦の結果は如何に





5月場所の初日のブログで5月場所の一番の焦点は、若隆景と豊昇龍と霧馬山の3力士に、御嶽海と正代と貴景勝の3大関の勝負と書いた。さて、結果はどうだったかというと。

若隆景は3戦3勝、豊昇龍は1勝2敗、霧馬山は1勝2敗。若隆景VS貴景勝、豊昇龍VS正代戦の判定は怪しかったけれど、結果は5勝4敗という接戦。あれだけ大関陣が不振と言われながら、意外な結果に終わった。大関陣から見ると、貴景勝が2勝1敗、御嶽海が1勝2敗、正代が1勝2敗。

若隆景の勝因は、「相撲を取った」からだろう。かつて貴乃花との対戦を振り返って曙が、「相撲を取らない」ことを意識していたらしい。「相撲を取った」ら、勝ち目は無かった、と。

相手力士が一発目で決められず、長い相撲になったら優勢な展開に持って行ける、そういう力が今の若隆景には有る。というか、長い相撲を苦手とする力士が多い昨今、3大関はその代表格であり、明らかにスタミナが不足している。

霧馬山は若元春戦で不細工な立合いの変化、隆の勝戦での不可解な外掛けで2敗、残りの3敗が照ノ富士と2大関。安定感があるのか無いのか、成績が順当なのか意外なのか、分からない。

それよりも霧馬山VS若元春は、がっぷり四つの力相撲を期待していたけれど、最後まで霧馬山が半身だったのは残念。がっぷり四つで、守りに入らずに、思いっきり攻め合って欲しかったな。来場所に期待。

そして豊昇龍、大きな力士に立合いで当たり負けをしなくなった。しかし期待が大きいから、求めるものもハードルが高くなってしまう。右四つで左上手を充分に引いた隆の勝戦は、勝たないといけない相撲だった。

がっぷり四つが巧くない、もともと豊昇龍の良さはアスリートとしての能力の部分だから、致し方ないかな。右四つの四つ身で大鵬戦の玉の海と比較したら、それは豊昇龍にとっても迷惑な話だろう。

ただ左四つで右上手も引いた霧馬山戦も、攻め切れなかった。豊昇龍は廻しを引けば強いのは間違いないが、型通りの四つ身になっても勝ちパターンが完成していない。まだ、これからかな。

ということで、幕下のころからずっと注目していた昭和体型の力士が・・・昭和体型って書いたら懐古趣味みたいだから、BMIが40ぐらいの力士、若隆景・豊昇龍・霧馬山が来場所は三役で揃いそうだ。大関レースが本格化するけど、来場所は5月場所ぐらいの成績じゃ物足りない、7月は若者の季節だし。

大相撲力士名鑑 : 若隆景 豊昇龍 霧馬山




砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. >>若隆景・豊昇龍・霧馬山が来場所は三役で揃いそうだ。
    3力士とも本調子にはほど遠い照ノ富士に勝てない。若隆景は両上腕をカンヌキで極められた。
    玉鷲や大栄翔のような電車道の押し相撲は3力士の技のストックにはない。体を巨大化すれば、という問題ではないだろう。
    朝乃山が満期釈放になったが、一度も照ノ富士に勝ったことはない。出稽古再開で思いもよらぬ力士が強くなることがあるだろうか。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    おっしゃる通り、3大関との勝負にばかり焦点を当てて、私はまるで照ノ富士を別格扱いするようでした。若隆景・豊昇龍・霧馬山のVS照ノ富士は、まだまだです。やはり廻しを引いて相撲を取りたい3人ですから、照ノ富士に対する突破口が見つかっていないという感じです。来場所こそ、ですね。朝乃山も、いよいよですね。

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