大相撲9月場所も10日目、優勝争いは2差が付いてしまったね。
大の里は前に「今まで見たことが無いタイプの力士」みたいなことを書いたけど、進境著しい左のおっつけも、今までに見たことが無いおっつけだ。
下半身を生かした、体全体でのおっつけと言えば良いのかな。師匠の稀勢の里の力感あふれるおっつけとは違う、かいな力ではない、独特のおっつけをする大の里。
ますます、「見たことのない感」が強くなりつつある。逆に言えば、大の里の相撲の型が出来つつある、とも言えるのだろう。
さて大の里と同学年の平戸海、今場所も相撲内容が良い。
左前廻しという相撲の型を持ち、中学を卒業してからの入門、そしてガチガチの昭和顔。私の好きなタイプの力士だけど、何か「昔は良かったと言いたがるジジィ」みたいに思われそうだ。
しかし、良いものは良いのだ。平戸海と、一つ年上の尊富士が、大の里のライバルになるのかな。と言うか、豊昇龍は尊富士と同い年だから、ここらへんは同世代だな。
その次の世代の代表格の熱海富士が、明日は平戸海と対戦する。そしてさらに若い、20歳の安青錦は今のところ4勝1敗、もうすぐ関取だ。
世代交代が本格化してきた。照ノ富士が戻って来てからの、世代間の取組を見たい。照ノ富士VS安青錦も、早く見たいね。
好調の正代や霧島が浮き上がるようにもっていかれてるので凄いですね。
右さし左おっつけで動けなくして、連動した下半身の回転で持ち上げるように前進。高速フォークリフトのようです。
逆転技を食らわないように、いずれ左上手の相撲も習得するのでしょうが、その際は是非、復帰した横綱とのがっぷりの一番をお願いします。
としさんへ
コメント、ありがとうございます。
大の里のおっつけは、出足込みの威力ですから、下半身から全身のパワーで圧倒する感じですよね。そして残り3日で1差となって、目の離せない9月場所です。