大相撲九州場所も終盤戦だ。琴櫻と豊昇龍と隆の勝が１敗、阿炎と尊富士が２敗で、このまま高いレベルで競って欲しい。
尊富士は、尊富士らしい相撲を取っているから良い。たまたま勝ったような相撲が無い、と思う。
野村克也流に言うと、「不思議な勝ち」を見ることが極めて少ない。
尊富士は、ふくらはぎの細さを指摘されることが、たまにある。
私は細いとは思わない。普通だと思う。今の多くの力士の、ふくらはぎが太すぎるだけじゃないかな、と思う。
テレビなどで遠目に見るから太く見えないとも、実際に近くで見るとアスリートの手足が凄い太かった、というケースはよくある。
ところで安青錦、前に落ちそうに見えないなどと書いたけど、前に落ちて負けてるね。やっぱり、現代の力士の引き技のレベルは只者ではない。恐れ入る。
しかし後退して負けてないのが、これまた安青錦も大したもの。この相撲の型のままで、経験を積み、体も出来上がれば面白い。
安青錦と同じく、四つ相撲の期待の星みたいに書いた阿武剋。これまた宝富士と隆の勝に、見事に引かれた。
それでも、これで良いのだ。今の土俵の引き技のレベルは高いし、攻められて負けるよりも良い。安青錦と一緒だ。
だから３人とも、これから期待大なのだ。
三年先の稽古。
格言通りなら、3人の大相撲入門以来の稽古の成果は、まだまだ先に花開くはず。今の段階でこれだけワクワクする相撲を見せてくれるのだから、この先楽しみしかない。
早く総当たりリーグで見たいです。
記事とは関係ないですが、炎鵬。
無事に相撲が取れて結果も出ているようでなにより。華のある力士ですので、関取復帰が成ると良いですね。
としさんへ
コメント、ありがとうございます。
尊富士、阿武剋、安青錦、本当に楽しみな力士たちですね。上位に上がってからの、今の上位陣との取組を早く見たいものですね。
今は北の富士さんの訃報に接し、何と言うか、悲しいです。