北の富士

北の富士、もっとも美しかった力士、美しかった上手投げ、美しかった外掛け、忘れません

北の富士が亡くなった。

いつかは来ることだけど。私の世代のスーパースター、アントニオ猪木に続き、北の富士。

長嶋さんと王さんはご健在だ。私にとっての昭和のスーパースター。芸能音楽の部門では、小林旭と森進一が健在だ。

ちなみに私が最初に買ったレコードは、森進一の「命かれても」、クールファイブの「長崎は今日も雨だった」、そして北の富士の「ネオン無情」だった。55年前の話だけど、昨日のことのようだ。同じ日に、3枚同時に買った、と思う。

角界を越えたスターだった。

もっとも私が大相撲を見てた時代、昭和40年代。そして私のブログの一番のテーマだった「昭和40年代の大相撲」、その象徴だった北の富士。

小結時代の花形力士だった北の富士。玉乃島との投げの打ち合いに勝って大関になった北の富士。名門出羽海を破門になってからの、その出羽海の先輩横綱佐田の山を破っての、初優勝の北の富士。

北玉時代の、全盛期の北の富士。

たくさんの、美しい場面を、記憶を、ありがとうございました。

大相撲の美しさを、もっとも体現した力士、北の富士。

あの美しかった、上手投げ、外掛け、忘れません。

忘れません。

さようなら。

大相撲力士名鑑





砂かぶりの夜

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