明武谷

昭和20年代、30年代のイケメン力士、能町みね子さんの意見を尊重して明武谷でよろしいかと





前回、昭和初期のイケメン力士というコラムを書きました。その時はナンバーワンは武蔵山と勝手に決めましたが、今回は昭和20年~30年代のイケメン力士ということで・・・。

まずは大関貴ノ花と並ぶ戦後の大スター、横綱吉葉山です。戦後復帰してすぐの頃ですね。大切な時期の、長期の兵役。戦場での負傷。小部屋のため、上位陣に総当たり。14勝1敗ながら、上位戦無しの時津山の全勝優勝。

この多くの不運に、時代劇スターのような風貌と見惚れるばかりの立派な体躯。大相撲ファンのほとんどが、吉葉山の横綱姿を見たくてたまらなかった。戦後の大相撲人気の復興への、最大の功労者ですね。

吉葉山

あの双羽黒の師匠だった立浪親方の安念山も、女性に人気の力士でした。昭和のトップスターの美空ひばりも、安念山の大ファンでした。私は現役の安念山の記憶はあります。すでに四股名は羽黒山でしたので、昭和37年以降です。引退したのが私が4歳の時ですので、実力的にも全盛期を過ぎて晩年でした。

ただ子供心に、俳優の長谷川昭男に似ていると思いました。長谷川昭男をマイナーな俳優と思っているでしょうが、当時はメジャーな俳優でした。テレビ番組のゲストで出た時に、友人代表で出演したのが北大路欣也ですから。逆じゃないですよ。話が逸れまして、失礼しました。

安念山 美空ひばり

昭和30年代は当然と言えば当然、改めて言うのも恥ずかしいほど有名な「女湯がガラガラになった」、大鵬です。爽やかです。以上です。

大鵬

意外なところでは、今回小柳が襲名した豊山。あまりイケメン力士で紹介されることは少ないと思いますが、ザンバラ髪の豊山は舘ひろしに似ていると私は思いますが。どうでしょう?

佐田の山との横綱レースに敗れ、その後は腰を痛めて、イケメンの風貌も晩年は憂いを含んだ表情に見えました。この8月で80歳、傘寿ですか。大相撲中継のゲストででも、出てきてほしいですね。

豊山

最後は「大相撲総選挙」で能町みね子さんがイケメン力士の横綱に推した明武谷、キレッキレの筋肉です。せっかくの明武谷だったら、吊り出しの映像でも流してくれたら、明武谷の凄さがもっと伝わったのにと思いました。

ゴダイゴがテレビに出始めた時に、ゴダイゴのスティーブが明武谷に似てる!、と思いました。今見てみると、あまり似ていないのに愕然とします。

明武谷

大相撲力士名鑑 : 明武谷

 

パワーストーンブレスレット:ローズクォーツで赤房をイメージしました




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