北勝富士

御嶽海・北勝富士・貴景勝、これは「波乱の幕開け」ではなく「大変なこと」になりました





大相撲名古屋場所初日、場所前に注目する若手力士で上げていた正代・貴景勝・栃ノ心、そして御嶽海・宇良・北勝富士の6力士、正代以外は全員が白星。そのうえ嘉風も日馬富士に勝ちました。

これは「波乱の幕開け」ではありません。「大変なことになった」というべきでしょう。なぜなら勝った力士は、「強い勝ち方」をしたからです。

まず北勝富士、今までの印象はおっつけが得意ぐらいでした。しかし高安のカチ上げに対しては、この部分は大きなポイントでした。カチ上げの立合いに自信を深めている高安、ただ場所前の話では、この立合いに自信を持ちすぎている感がありました。

カチ上げの立合いは威力があっても、体が伸びるのが弱点。これが横綱・大関のように、真っ向から受ける相手なら良いのですが、下から押し上げる力士に少し遅れ目に立たれたら、弱点を晒します。

北勝富士 高安

自信満々で立った高安は、完全に隙を突かれました。というか、一番してはいけない立合いでした。これからも、ここを狙われるようになるからです。この後の北勝富士の攻めも速く、そして無駄の無い、見事なものでした。ちなみに写真は、立合いの瞬間です。

御嶽海の相撲も、これもまたお見事。場所前に「二歩目が大事」と言っていた通り、左で踏み込んだ後、右を本当に一足分ほど踏み込みました。しかし、これが効きました。右からの攻めに重みが出ました。

稀勢の里は左を差し込めず、まだ復調せずと見えそうですが、今日の御嶽海の右からの攻めは、稀勢の里が完調でも同じだったかもしれないとさえ思えました。

同じく「二歩目」が印象に残ったのは貴景勝。照ノ富士に対しての押しは、常に後ろの「二歩目」の足が前の足についていき、体が流れる気配もなく、照ノ富士に何かを出来る隙さえも与えず、本当に何もさせずに土俵を割らせました。

4人目は場所前のブログには書きませんでしたが、阿武咲。上位との対戦が無さそうなので書かなかったのですが、今日の勝ち方はやはり凄い。この力士は、押し相撲の力士という範疇ではないですね。

よく「廻しを意識せず、押せ」という言葉を聞きますが、阿武咲は元々、差しても馬力があったのは分かっていました。それが廻しを引いても出足は落ちず、貴ノ岩を潰しました。あんな相撲は、千代の富士以来じゃないですか。そう言えば、師匠は「白いウルフ」でした。

嘉風・栃ノ心・宇良もそれぞれに、強い勝ち方でした。正代も負けましたが、悪い相撲ではなかったです。これはやっぱり波乱ではなく、大変な場所になりそうです。

大相撲力士名鑑 : 北勝富士 貴景勝 御嶽海 阿武咲

 

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