宇良 は一日署長でも宇良らしい雰囲気でしたが、私はギャップがあると感じてます





宇良が宜野湾の警察署の、一日署長か何かでテレビに出ていました。「宜野湾」を「何て読むんですが?」といった場面が、「微笑ましい」的な扱いでした。「好きな色はピンク」と、これも宇良らしい発言。

宇良人気には、これは主に女性でしょうが、この「微笑ましい」というか、宇良の外見的な印象での人気があるのは言うまでもありません。インタビュールームでの宇良も含めて、宇良のイメージは確立した感があります。

しかし土俵回りでの宇良は、そのイメージとはかけ離れています。夏場所の千秋楽、花道を下がるときの宇良の、鬼気迫る怒りの表情。自分の相撲を「技能」と認められなかったことに対する、誇り高いアスリートとしての怒り。

一流のアスリートとしては当然の、人並み外れた気性の激しさを宇良も持っていると感じました。これは最近の力士の中でも、少し並外れていると思います。それは出番前、花道の奥での宇良の表情からもうかがえます。

出番前の宇良の静かな、しかし他の力士に比べて静か過ぎるほどの表情、特にその目の鋭さには恐ささえ感じます。これは本当に、他の力士からは発せられていないオーラです。

勝負の前後の宇良と、土俵から離れた宇良のギャップ。闘志の潮が満ちてから引いていく、その干満の差が宇良独特の魅力になっています。

ところでいきなりの一日署長ですが、ヒザの具合はどんなものでしょうか。巡業もかなりのハードスケジュールです。昔はテレビで運動させられるような変なバラエティー番組とかもありましたが、相撲以外の仕事は厳選してほしいものです。

最近のバラエティーは、トーク番組か何か食べる番組がほとんどだから、その心配は無いみたいですね。まぁ、宇良は目立つ存在になりましたが、あまり忙しい立場を任されるのは、そこそこに。

大相撲力士名鑑 : 宇良

 

パワーストーンブレスレット:ローズクォーツで赤房をイメージしました




2件のコメント

  1. どうも家庭環境に恵まれなかったようで、月刊「相撲」誌の宇良のプロフィールでは家族は「母・姉・妹」となっているが、2年前の「琉球新報」の記事では父・祖父が出てきます。
    >>大相撲、宇良の活躍 熱烈応援 順調出世に区民喜び
    >>https://ryukyushimpo.jp/news/entry-181501.html
    だから沖縄で一日署長に就任したわけでもないんでしょうが、関西学院大学出身の力士は彼が唯一であることとか、他の学生相撲出身力士より遥かに体が小さかったこととか、孤独・劣等感とそれと裏返しの反骨精神が彼の相撲から感じられます。

    >>宇良が夏巡業から離脱…右膝の外側靱帯を痛める
    >>https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/1865082.html
    ああホッとした。ゆっくりケガを治してほしい。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    最近はプロ野球でもそうですが、少年時代からの知り合いのパターンが増えてきましたね。その点で出身大学もそうですし、途中でレスリングもしていますので、やはり他の学生相撲出身力士との距離があるのでしょうね。巡業の休場は何よりです。

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