鷲羽山

白鵬も「テッポウは手の四股」と言っております、四股とテッポウのお話です





最近、「骨」に関する本を読んでおります。今更ながら、骨は大切だなぁと思いつつ。骨を丈夫にするためには、適度な衝撃が必要です。ということで、四股とテッポウも衝撃ですね。

四股の体を支える方の足は筋トレですが、下ろす方の足には適度な衝撃。テッポウも筋トレですが、まずはパシッと手のひらに衝撃が来ますね。四股とテッポウは、骨と筋トレの一挙両得の稽古と言えるのでは、と本を読んでいて思ったわけです。

ウェイトトレーニングには骨を鍛える動きはありませんから、四股・テッポウとウェイトトレーニングは別物ですね。「土俵での稽古の不足分を、ジムに行って補う」という言い回しは、だから違うと思います。

ウェイトトレーニングを増やすと骨よりも筋肉の鍛錬にバランスが偏るとなれば、ウェイトをしたら、むしろ四股・テッポウをさらに増やさなければならないのでは?「お肉を食べたら、野菜も食べよう」と・・・良いたとえじゃないけど。

前回の石浦のブログで、石浦と同じぐらいの身長・体重だった鷲羽山は骨太でしなやかそうな筋肉をしていたと書きましたが、骨太の話で思い出すのは琴錦の朝日山親方。自身と長谷川と、どちらが最強の関脇かという話で「それは秀ノ山親方(長谷川)」と語ったときの話です。

もちろん長谷川も、たしかに骨太でした。さらに長谷川が番付を上げていった当時、横綱は大鵬・柏戸、佐田の山に栃ノ海、大関に豊山。そのすぐ後の横綱・大関を目指して北の富士・玉の海、続いて琴桜・清國・大麒麟。

琴錦曰く、「皆、骨太じゃないですか」「オレが、敵いっこないですよ」。よくテレビでこの頃の映像を見るたびにアナウンサーが、「この時代の力士は筋肉質ですね」と語ることが多いのですが、琴錦の言う通り「骨太」の方が、私にはしっくり来ますね。

この骨と筋肉の強さのバランスは、ケガの多さに関係しているかもしれません。そしてもう一つ、この「骨」の本には、正座の効用も書いてありました。正座は、股関節・ヒザ関節・足関節の可動域を広げると。

これは致し方ないことだけど、やはり畳生活がイスとテーブルの生活へとシフトしたことも影響していて・・・。それから以前にヤンキー座りが足腰に良いってのも聞いたことあるけど、トイレも和式から洋式へとシフトした影響も当然ありますね、たぶん。

学ランの裏が龍の刺繍だった三代目若乃花と、真面目そうな二代目栃東。若乃花の下半身の方が柔らかそうだった。例が、かなり極端だけど・・・。やはり元ヤンキーの方が、力士向きの足腰をしているのだろうか?

そもそも今のヤンキーは、「ヤンキー座り」をしているのだろうか? コンビニの前では、最近見かけないが。阿武咲なら知っているのだろうか?

大相撲力士名鑑

 

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