遠藤 清水川

遠藤 らしさが見えてきた今場所、そして新イケメンは丹治大賀、新ピンクの廻しは千代大龍





大相撲のSNSでは、早くも丹治大賀が注目されております。女性ファンに、すでにイケメン力士と認知されている模様。四股名は・・・、私はまだ知らない。それでは元祖イケメン?、遠藤の今場所は。

逸ノ城との相撲は熱戦でした。左四つがっぷりの興味深い展開でしたが、逸ノ城にどっしりと構えられました。遠藤も、アゴが上がりましたね。アゴでプレッシャーを掛けて、逸ノ城に無駄な動きをさせてスタミナを使わせる場面があったら面白かったのですが。

逸ノ城は得意の右四つではないものの、上半身のパワーではなく、下半身から寄っていく安定した相撲で遠藤を圧倒しました。あの展開では、今のところ逸ノ城が力は上、ということでしょう。

しかし番付を見てみると、横綱・大関に栃ノ心がいて、御嶽海と逸ノ城が優勝争いに絡めるか、とコラムで書いているが、その次は遠藤だ。間に千代大龍がいるけどカウントはしない、千代大龍は特別な存在だから。角界のヴェルタースオリジナル。

そういえば、千代大龍の締め込みがピンク。どうでも良い記事が満載のネットのニュースが、千代大龍のピンクの締め込みをイジッても良さそうだが、やはり千代大龍はマイナーなのか。

先日は、プロレスラーのオカダ・カズチカが見に来てました。千代大龍を見上げるオカダ・カズチカ、ヒールテイストのベビーフェイス。ヒールテイストのピンクの廻しに、何を感じたのか。そこまで見てはいないか。

話を遠藤に戻すと、今の遠藤には前ミツを引いてから、出し投げで崩す相撲がベストと思っておりますが、高安戦の送り出しは出し投げ気味と言えるかも。

御嶽海戦や豪栄道戦の引き技も、「出し投げ気味」あるいは「みなし出し投げ」とカウントしても、ね・・・昨今は押し相撲の展開が多いから、廻しを引いてなくとも「出し投げ気味の叩き込み」・・・やっぱり無理があるか・・・。

大相撲史上に残る上手出し投げの使い手、初代栃東は、かっぱじき気味の突き落としも得意だったけど。だから何だ、ってことですが。

栃ノ心戦は、本当の上手出し投げが決まらなかった。やはり、ちょっと寄っておいてから仕掛けてほしかったが。アゴも使えていなかったけど、熱戦ではあった。しかし取口は、遠藤らしさが出てきた感じだ。今場所は、期待して良さそうだ。

大相撲力士名鑑 : 遠藤 丹治




砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. 丹治大賀、新体操経験があって母親がロシア人、わんぱく相撲教室の先生が大波三兄弟のお父さんということで荒汐部屋に入門、という経歴だが、残念ながら一番出世のメンバーに四股名(「丹治」のまま)はなかった。
    荒汐親方、2年後に停年だが、その頃には大波三兄弟が幕内で活躍しているだろうか。丹治はどこまで番附を上げているか。

    鶴竜vs栃ノ心、鶴竜vs逸ノ城はいつ組まれるか。後半戦になればなるほど、鶴竜は不利になりそうな気がする。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    四股名は丹治のままなのですね。YouTubeでは、自分の倍ぐらいの相手を強引な下手投げで投げている場面もあったようです。音声は不鮮明でしたが・・・。そして鶴竜、後半戦のスタミナは初場所の轍を踏むのか、雪辱を果たすのか、注目ですね。

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