白鵬 の張り手は 御嶽海 には効いてなかったみたいだな、御嶽海の相撲の厳しさが朝乃山戦ほどではなかったかな





6日目の朝乃山VS御嶽海に続き、7日目には白鵬VS御嶽海が組まれた。大きな一番が続く。白鵬にとってはスタミナ面では、終盤にぶつかるよりは良いだろう。

6日目までの相撲を見ていて、正直なところ御嶽海が勝つのでは、と思っていた。白鵬が35歳になった、という情報が大きいのかもない。御嶽海は27歳、多くの力士が全盛期を迎える年齢だ。

35歳で横綱に在位する力士は千代の富士以来で、千代の富士でさえ35歳になってから一度は優勝したものの、皆勤場所は2場所だけだった。いくら白鵬でも、35歳になったら勝てなくなるだろう、ぐらいのことは考えてしまう。まぁ、私の予想は良く外れるが。

白鵬の張り手が効いたかどうかは置いといて、御嶽海は前日の朝乃山戦とほぼ同じ相撲を取った。朝乃山には通用して、白鵬には通用しなかったということか。前日に「朝乃山は御嶽海の厳しい相撲には対応できなかった」みたいなことを書いたが、白鵬にとっては「それほど厳しくもなかった」ということか。

形は同じでも、朝乃山戦よりも御嶽海の立合いの威力が薄れていた、つまり白鵬の張り手が効いたということか。そういうことだろうな。何か普通のことしか考えつかなくて、パッとしないな。

ここまでは白鵬も、それほど万全な取口は見られなかったと思ったが。もう、終盤のスタミナ切れを待つしかないのか。何てことを思いながら、YouTubeで何度も白鵬VS御嶽海を見ていると・・・白鵬の張り手は効いてないように見えるな。

立合いは御嶽海が攻めているし、白鵬の右と御嶽海の左の競り合いで、あきらめて御嶽海は上手を狙った。あそこは粘って、おっつけて応戦してほしかった。攻め勝っていたのは御嶽海の方だったし。やはり朝乃山戦ほどの相撲の厳しさが、今日の御嶽海には足りなかった、というところで締めよう。

大相撲力士名鑑 : 白鵬 御嶽海




砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. 昨年九州場所、白鵬は朝乃山に右張り手から左を差して完封勝ちした。
    今日七日目の御嶽海戦も右で張るかと思ったが、左で張って左上手を取りに行った。
    朝乃山は「右四つ左上手これ1本」だが、御嶽海は「なんでもできる」力士だ。この差が張り手の左右の差に繋がった、と考える。上手く説明できないが、番附は朝乃山が上だが、実力は御嶽海が上だと白鵬は判断したのではないか。
    白鵬の明日の相手は阿炎、突き押し相撲は北勝富士、貴景勝、阿武咲も対戦があるか。足にケガをしているので、突き押し相撲のほうが取りにくい、だろうか?

    朝乃山は遠藤相手だと右が差せない。辛勝したが、苦手を克服したイメージはない。
    番附通りなら十三日目に白鵬と対戦か。九州場所と同じ内容にはならないと信じたい。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    ポイントは白鵬の足の具合と、終盤戦へのスタミナ。などと考えていると、押し相撲の貴景勝・北勝富士・阿武咲の相撲ではなく、白鵬の調子で白黒が決まるような感じで、それはダメでしょう。35歳ですから。せめて朝乃山が、真っ向からの右四つの相撲で勝負して、大相撲を展開してほしい。

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