鶴竜 の事情は詳しくは分からんけど、協会は変わらなければならないだろうね





鶴竜については、「本当は引退したいのだが、国籍の問題があって引退できない」なんて話が漏れ聞こえることがある。もちろん実際のところは分からないが、鶴竜ほどに大相撲を研究し、自分のものにした力士は少ない、と思う。

離れても組んでも強い、その代表的な力士。十両から入幕したころ、本当に真面目に強くなろうとしているのが分かった。地味な存在だったが、横綱にまで・・・そういう力士が指導者になれなかったら変だ。

鶴竜の話に限らず、やはり年寄名跡の話になるとモヤモヤする。だってスポーツの指導者に、監督やコーチになるのに、何か権利を買うみたいなシステムって変だな。普通は、成績不振や手腕に疑問を持たれたら、進退問題が出るわけだから。

部屋の指導者と、協会の運営や場所の開催など、競技の指導者と業務に携わる人を分けて、その精度を高めていくというシステムが良いと思う。今で言えば審判部と行司かな、手付きの問題で高めるべき精度というのがあるだろう。

もちろん、引退した力士のほとんどを雇用できるわけではないが、少しでも多くの力士をカバーできるように。たとえば、若手がやってる雑用とかチャンコ番とか、そこまで引退した力士に仕事としてカバーしてもらうというのも有りか。

そうだ、一番力を入れるべき部門はスカウトだな。アマチュア相撲に頼らない、他の分野のスポーツ選手の逸材を発掘する、この仕事はかなりの重労働で、そしてやり甲斐もありそうだ。大事な部門だ。日本全国の情報収集だから、人数もいるな。

貴闘力がYouTubeで「学生相撲と外国人と、あとおデブちゃん」なんて言ってるし。実際にそうだけどね。他のスポーツでも成功しそうだが大相撲を選んだ、という若者が増える世界になってほしいな。鶴竜の話から年寄名跡の話になって、これは簡単なことではないけど、このままで良くはない・・・でしょ。

ところで今、親方株の相場はどうなってるのかな。協会で買い上げて、一括管理できるぐらいに値は下がっているのかな。急には出来なくても、方向性を持って行動すれば、少しずつでも変われるかもしれないが。

大相撲力士名鑑 : 鶴竜





砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. 鶴竜の去就に関するあらゆる記事や識者のコメントも、ピントが外れているような気がする。真実を明らかにすることを避けているのではないか。
    近年協会を退職した日馬富士に関しても貴乃花に関しても「正しい顛末」というものが存在しないのではないか。
    「貴闘力チャンネル」もわざと正解から離れた話しかしていないようだ。ユーチューバーというヤツがもともとそういうものなんだろうが「隔靴掻痒」感が否めない。
    大相撲って面倒くさいが、それでも見続けている。自分でもよくわからない。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    貴闘力チャンネルは、これからも見ようと思いますが・・・話し方も面白いし。貴闘力にしろ、朝青龍にしろ、身内がこれから力士として大成しないといけませんから、なかなか難しい面もあるでしょうね。まぁ、しかし・・・功労者である鶴竜には、ある程度の望む道を選んでほしいものです。

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