照ノ富士

相撲内容は 照ノ富士 が一番かな、同じ勝ち星の 朝乃山 は損してる、そして 正代は





大相撲1月場所も明日で千秋楽。平幕の大栄翔が単独トップ、またしても1月場所は初優勝という形になるのか。後半戦に入ってから、突っ張りの回転が少し遅くなったか。千秋楽の相手も、懐の深い隠岐の海。楽ではない。

14日目、照ノ富士が二桁勝利に届き、来場所はいよいよ大関取りとなる。二桁は数字上で大切だが、それよりも相撲内容が良い。力に頼らず、相手力士の攻め方と力の入り具合、そして土俵の位置を確認しながら相撲を取っている、そんな感じだ。

もう、大関に値する相撲といって良い、と思う。照ノ富士が大関になれば、懸念される層の薄さが多少は払拭される、だろう。理詰めの照ノ富士、破天荒の正代。これは最高のコントラストだ。

正代は、立合いのパン食い競争で、新・土俵際の魔術師・・・長いな。それはそれで、土俵に解放感をもたらすキャラクターを確立した、かもしれない。今場所は、朝乃山が心配というか・・・。

ここまでの朝乃山、10勝4敗。照ノ富士と同じだ。しかしイメージとして、何となく朝乃山は期待外れという感じだ。照ノ富士はプラスのイメージなのに、なぜだ。

勝ったときの相撲が圧倒的で、負けた相撲は熱戦で負けている、というのが個人的な印象。強い勝ち方をして、負けるときは熱戦、これはプラスのイメージのはずだ。

でもね、逆になってしまう。勝つときはアッサリと勝つから印象が薄く、負けるときは熱戦の末に負けると、むしろ力負けしたという記憶が残る、強烈に。顔もあるんだろうな、優しそうな顔だから。10勝したから、充分なんだろうけど、実際のところは。

大相撲力士名鑑 : 照ノ富士 正代 朝乃山




砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. 正代は後半戦ヨレヨレで、十四日目の照ノ富士戦は攻めまくったが逆転負けした。劣勢の相撲のほうが白星になる。いろいろ不思議な力士だ。
    朝乃山は初日大栄翔、三日目御嶽海に敗れたのが尾を引いた(貴景勝も初日御嶽海、二日目大栄翔でなかったら違った結果が出たのではないか)。右四つ左上手になれば強いが、照ノ富士戦は左上手が取れず4連敗だ。いずれ克服、できるのか?
    十四日目の正代の負けは千秋楽まで引きずりそうだ。大栄翔の勝ち負けに関わらず、結びは朝乃山が勝つと思う。決定戦はないだろう。外れたらゴメン。

  2. shin2さんへ
    コメントありがとうございます。
    千秋楽の正代VS朝乃山、予想は見事に当たりましたね。上位陣の実力が拮抗しているのが顕著な今、ちょっとした流れが勝負に影響するのでしょうね。それを考えると、しばらくは乱世の土俵が続きそうです。誰が優勝するか、分からない状況が続きそうですね。

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