減量した貴景勝と御嶽海が元気だ。かなり良い感じ。だけど、元気がない琴勝峰について書こう。琴勝峰は毎場所書いているけど、今場所も2日目で早くも書く。
琴勝峰はその柔らかさが魅力で、貴景勝や朝乃山や正代よりも横綱の可能性を感じる、なんてことを書いたけど、柔らかさが魅力ってのは、結局はがっぷり四つで相撲が取れる、スケールの大きさがあるという意味だ。
しかし、やっぱりスケールの大きな相撲というのは、なかなか難しいんだろうなぁ。親方の指導方針もあるだろうし、もちろん本人の資質ってのもあるだろう。柔らかさと手足の長さから、二代目若乃花のようなイメージがあるけどね、右と左の違いは有るけど。
その足の長さも関係しているか、いや関係ないか、琴勝峰は立合いに腰が割れていないってのが気になる。だから当たれていない。四つ相撲とはいえ、先制攻撃は必要だが、それが無い。求めるものが多過ぎるのか。
それに対して、自分のスタイルを貫いてるのは豊昇龍だ。「これで行かせていただきます」ってエネルギーがみなぎっている。そういうのは人間的なもの、「頑固さ」とか「自分を信じる」とかも必要かな。それに、多少の無鉄砲さとかも。
琴勝峰と豊昇龍、表情とか雰囲気で勝手に判断して書いているけど、あまり外れてはいないと思う。スポーツ選手ってのは顔とか仕草で実力も、いくらか分かってしまう部分があるから。今、幕下でそんな雰囲気の力士が一人いるけど、それほどテレビで見ていないので次回に。
などと書いていたら白鵬休場のニュースが、残念、としか言えないなぁ。いろんな意味で、限界に近いなぁ。これで、減量コンビが俄然優勝候補の筆頭だ。あとの楽しみは、幕下の若手力士プラスの阿炎、そして十両の宇良と炎鵬か。
>>大相撲春場所 平幕 琴勝峰が休場 初土俵以来初めて
>>https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210316/k10012917451000.html
白鵬休場の陰に隠れて報道された残念なニュースだ。琴勝峰本人は十両落ちを避けるために途中出場したいだろうが、ここは治療に専念したほうがいい。
豊昇龍は足技、とくに右の内掛けを多用するが、強引な技ではないからケガはしないか。幕下の頃はヒヤヒヤしながら見ていたが。
131キロは幕内では軽量だ。早く上位での相撲が観たいが、まだ通用しないか。白鵬戦は実現するだろうか。
shin2さんへ
コメント、ありがとうございます。
ブログをアップしてすぐに、琴勝峰の休場のニュース。まずは、無理な途中出場をしないことですね。そして白鵬は、続報として手術、5月の休場、7月に進退を懸けるという話で、これは本当に厳しい状況になったということですね。