若隆景 は朝青龍の再来ではないか、それぐらいの相撲を取ってるよ





若隆景が注目されている。スピードが身上だったが、力強さも加わってきた。おっつけの威力も、廻しを引いての相撲も、どちらの取口も心境著しい。体も張っている。

離れても組んでも、どちらも力強く、もちろんスピードも充分。朝青龍に近い。朝青龍が魁皇や武双山や千代大海や栃東に挑んでいたころに、今の若隆景は近づいている。武蔵丸が休んでいたのと、白鵬が休んでいるのも似ている。どこまで行けるか。

話は変わるが4日目の千代翔馬VS隠岐の海、隠岐の海の押しに千代翔馬は大きく土俵の外に。土俵を割りながら、千代翔馬は捨て身の上手出し投げ。軍配は隠岐の海に上がったが、物言いついて差し違え、千代翔馬の勝ちとなった。

勝負は際どかった。そのうえ、千代翔馬の最後の一歩は凄く大きく広かった。この「土俵の外」に体が出るとき、特に足が出る場合の判断は、昭和の40年代ぐらいと比較すると微妙に変わってきている、と思う。

土俵の外でも宙に浮いているならば、体は生きている、この考え方に少しずつ変わってきている。50年前は、土俵の外なら、宙に浮いてても厳しかった。体は無い、と。まぁ実際、そこから原状復帰は難しい。ならば体は無い、と判断されても致し方ない。

それがだんだん、片足残っていれば関係ない、となってきた。だから土俵際の逆転が増えてきた。流れの中で、攻め手側を有利と見る、ってことは減っていく。しかし解説の舞の海は、隠岐の海の押しを有利と見ていた。差し違えで千代翔馬は違うだろう、みたいな感じだった。

それだけ、千代翔馬の最後の一歩は大股過ぎた。ルールの範囲でも、やり過ぎは良くない、と舞の海は言いたかったのではないか。しかし私は、否である。だって土俵が狭いと感じる昨今、土俵の外でも延長線上で宙に浮いていれば体は有る、これで良いと思う。

昔、土俵を広くして、やっぱりダメで元に戻したことがあった。何がダメだったのか、定かではない。でもね、大きくなった今の力士に対して、土俵は狭い。だからと言って土俵を広くするのは、さすがに現実的ではない。

土俵を広くするより、踏み出した足は土俵の延長線上に付くまで生きている、どんなに大股でも。それが現実的だ。土俵の外に体が出た場合、土俵の中と同じと判断する、それで良い。少しずつ変わって、今回結論が出た。この話、終了~。

ということで5日目は照ノ富士VS若隆景、大一番だ。勝ち負けよりも、相撲内容に期待したい。大相撲になりました! 、まさに私のブログタイトルでお願いします、という感じだ。

大相撲力士名鑑 : 若隆景




砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. 若隆景は182センチ127キロの体格で、横綱時代の千代の富士とほぼ同じだ。ただ千代の富士ほどの力強さはない、と思っていたが、右のおっつけやハズは大関相手でも持っていける。「黄金の右」だ。
    古いファンは古い例えをすると怒られそうだが、照ノ富士は若隆景の右にどんな対策を取るか。抱え込んで動けなくするか、左前ミツを狙うか、手繰って横を向かせる技術もある。
    若隆景は立合いの変化もあるが、照ノ富士相手には選択しないだろう。とにかく立合いに注目しよう。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    照ノ富士、見事に若隆景を振ってしまいましたね。そのポジショニングも完璧でした。若隆景に外掛けがあれば、どうなっていたか分かりませんが。今の学生相撲では、足技はどういう扱いなんでしょうか。6日目は豊昇龍が照ノ富士に挑戦しますね。豊昇龍には内掛けはありますが、小手に振られたら外掛けの方が有効でしょう。豊昇龍に、外掛けはありましたっけ?

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です