上位陣の高い人口密度の中、綱とりの 照ノ富士 と復活期す 白鵬 の来場所なのだ





大相撲5月場所は照ノ富士の連続優勝。本割も決定戦も引き技で決まったが、特に決定戦は緊迫感のある攻防だった。攻めるところも止まるところも、説得力があったので、あっさりと決着がついたという感じでは無かった。

遠藤と照ノ富士の相撲が絵にかいたような名勝負だったけれど、照ノ富士と貴景勝の相撲は突き押し相撲が多い令和の名勝負という感じか。いや、距離感が貴景勝独特のものなので、貴景勝絡みというべきか。宇良の距離感も似ているから、やはり令和か。考え過ぎか。

遠藤は惜しかった。今場所の遠藤は、前半戦から相撲内容が良かった。良かったというよりも、今までとは違う感じ。「これは違うぞ」と思わせた。決定戦に出てほしかったが、やはり正代も強かった。

遠藤が攻めているように見えて、実は正代が右に左に強烈に振って、主導権は正代だったようにも見える。しかし後一歩だったから、遠藤も大関レースに再度出馬となるはずだ。高安と御嶽海も10勝を上げて、大関レースは賑やかになりそうだ。ここに若隆景も参加できるかも、が来場所の楽しみの一つだ。

それにしても、あれだけ土俵を湧かせた豊昇龍や霧馬山でも勝ち越せないほど、上位は実力が伯仲しているな。そこで勝ち越した明生は大したものだ。来場所は照ノ富士の綱とり場所になるが、それ以上に白鵬の復帰場所、進退を懸ける場所になる。白鵬にとっても、今の上位陣の人口密度の高さは厳しそうだ。

同世代で多くの横綱・大関を輩出した白鵬時代という大きな時代の後、次の世代も、いよいよ役者が揃ってきたという感じだ。白鵬も、相手にとって不足は無いと思っているだろう、たぶん。あっ、宇良もいるな。白鵬VS宇良は、是非とも見たい。宇良のことだから番付を上げてくれるだろう、近いうちに。

大相撲力士名鑑 : 照ノ富士 白鵬




砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. >>白鵬の右膝手術の執刀医・杉本和隆氏「(経過は)順調」 進退懸かる7月の名古屋場所への見通しも語る
    >>https://hochi.news/articles/20210502-OHT1T50103.html
    7月場所は出場するようだ。スポーツ報知は「【緊急アンケート】横綱・白鵬関への皆様の声をお聞かせください」というのを突然夏場所の終盤にやり始めて、ファンが「どうせ悪い方向に誘導するつもりだろう」とプチ炎上したが、上記記事は丁寧なインタビューで、好感が持てる。
    7月場所の白鵬の初日二日目の対戦相手は明生・遠藤か。連敗はしないと思うが、序盤で2敗ならマスコミが宮城野部屋(の宿舎)に追い込みにくるか。大相撲でいちばん嫌いなのがこの「追い込み」で、できればやめてほしいが、令和になっても変わらないか。
    宇良は千秋楽、自分より背が低い武将山の右足を取って寄り切った。武将山には悪いが、あの太短い足を取りにくるとは考えてなかっただろう。「突き押し足取り相撲」が完成したようだ。
    宇良vs照ノ富士戦は実現しそうだ。当然足は容赦なく狙うだろう。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    来場所、白鵬の相手力士はほぼ連日、曲者揃いになるでしょうね。手強い挑戦者が続くでしょう。そして、白鵬VS宇良は見たいですね。まずは、白鵬VS豊昇龍も注目ですが。宇良は「突き押し足取り相撲」と、もう一つ「右差し肩透かしorすくい投げ」のパターンも出来つつあります。次の場所も、やりそうだと思います。

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