双羽黒 小錦 さば折り

さば折り(さばおり)

四つの状態で廻しを引き付け、相手の腰に圧力をかけてヒザをつかせる技

最強の業師出羽ヶ嶽
写真のさば折りは、小錦がヒザを負傷した昭和61年夏場所の北尾のさば折りです。小錦のその後の土俵人生に影響を及ぼすことになった一番でした。

大正から昭和初期にかけての超巨漢、206cm・195kgの出羽ヶ嶽が得意手としましたが、やはりこの技で力士を負傷させています。出羽ヶ嶽本人は優しく、頭がよく、手先が器用な人物だったそうですが。

出羽ヶ嶽

出羽ヶ嶽