最強期間
昭和11年夏場所~昭和13年夏場所(5場所)
期間成績
61勝0敗
上位力士
横綱:玉錦・男女ノ川・武蔵山
大関:清水川・鏡岩・前田山
主な力士の期間勝利数
玉錦:45勝12敗4休
鏡岩:36勝25敗
清水川:22勝13敗(期間中に現役引退)
準優勝
玉錦:10勝1敗
九州山:10勝1敗(平幕)
清水川:10勝3敗
前田山:11勝2敗(小結)
鹿嶋洋:12勝1敗(平幕)
備考
期間で4横綱が皆勤したのは一場所のみ。また横綱が準優勝だったのも一場所のみ。双葉山にもっとも対抗できる力士だった玉錦は、昭和13年夏場所が生涯最後の場所であり、力士としての全盛期は過ぎていました。無人の野を行く、5場所連続全勝優勝でした。
双葉山より2歳年長の横綱武蔵山は「飛行機昇進」と呼ばれ、絶大な期待を持たれましたが、横綱昇進直前のケガが影響して昇進後は低迷しました。双葉山より1歳年長で、将来の横綱と言われていた関脇沖ッ海はフグ中毒のため23歳で死去。武蔵山のケガは、その沖ッ海との相撲が原因でした。