豊昇龍

豊昇龍 は悪いところが相変わらずで、まだまだ一つ上が遠い5月場所なのだ

大相撲5月場所は、上位陣全滅のスタートとなった。

一番気になる負け方をしたのは、一番期待されていた豊昇龍だった。「下手中心の力士は大成しない」って言葉そのままの相撲で負けた。いつもの相撲で負けたってことは、これからも負ける確率が高い、ということだ。

そして2日目はリアルタイムで見られなかったが、豊昇龍は連日の完敗だった。完全な立合い負け。下手中心の相撲も相変わらずだが、立合いの甘さも相変わらずだ。試しに、先に片手だけ付いて、相手を待ってみるというのも手かな、などと思う。

以前にテレビ中継で立合いの特集をやったときに、先に手を付くのが好きな力士と後から付くのが好きな力士のアンケートをやっていた。あれだけ後からゆったりと仕切っていたイメージだった白鵬が、「先でも後でも、どっちでもいいです」と答えていたのは意外だった。

豊昇龍は無理矢理、後から手を付いているように見える。

朝青龍も日馬富士も、立合いは抜群に鋭かったなぁ。豊昇龍も、もう一つ上を目指すためには今のままではダメだ。もっと、先輩横綱の相撲を見るべきだと思うけど。見てるのかなぁ。

さらにその次の世代で、初日に強い勝ち方をした大の里、熱海富士、伯桜鵬、全員2日目は黒星。なかなか、一気に抜け出す力士は出ないのかな。照ノ富士と貴景勝も休場して、早くも混沌としそうな今場所だ。

大相撲力士名鑑 : 豊昇龍

砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. 豊昇龍、もう25歳ですって。
    今日の大の里戦の下手投げも見事でしたし、本人も満足げな顔してたなぁ。
    ただ、このような注目の一番での豪快な投げでの白星は、彼には毒なのではなかろうか。
    今場所の黒星は、親方衆から素人衆までが指摘する欠点がもろにでている完敗続きです。

    地味な寄り・押しが増えてこないことには、上は見えないなぁ。

  2. としさんへ
    コメント、ありがとうございます。
    豊昇龍は取口は変わらぬまま、地力が付いてきたから大関になった、という感じですね。朝青龍や白鵬のような域までには、今のところ無理と思います。ただ可能性として豊昇龍には、朝青龍に追い付けるほどのものを持っていると思います。もっと自分に厳しく、と思いますね。

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