貴公俊

貴公俊 は貴源治よりも貴乃花親方に近いものを持っている、という期待





史上初の双子の兄弟関取が誕生しました。貴公俊、最初にコラムを書いたのは昨年の4月、貴源治の新十両の直前でした。番付運もありましたが、予想以上の速い昇進という感じです。

当時の数少ない貴公俊の相撲からの印象は、貴源治よりも廻しにこだわる力士というものでした。貴源治が突っ張りを身に付けようとしていた時期でもありますので、よけいにそう感じたのかも。

それでも今も同様の目で見ております、むしろ期待を込めて。貴公俊は貴源治よりも身長はありませんが、重心が低く、粘り強い相撲がとれそうな予感があります、期待を込めて。

手足のバランスも、安定した四つ身を作れそうな体型です、と言い切って良いかは迷いますが、期待を込め・・・。とにかく、貴源治には無いものを持っているのは間違いないでしょう。

身長と体重は、貴乃花親方の全盛期とほぼ同じでしょうか。そして右四つでも左四つでも、どちらでもとれる力士になるという方向性であると、テレビ中継で言っていたような、たぶん。

どちらでもとれる力士は、大概は型を持っていない力士。玉の海や貴乃花のように右でも左でもという例は特別。しかし初めから、本格的に右でも左でも、というのは珍しいし面白い。やはり目標は、貴乃花親方か。

貴乃花の相撲は、その相撲の巧さよりも、一番は廻しの引き付けの強さが際立っていたところに本領があると思っています。その引き付けの強さの源は、足腰の強靭さと低い体勢にあります。

つまりは私が言いたいのは、貴公俊の方が貴源治よりも貴乃花に近い、ということです。がっぷり四つになったら、貴源治よりも低い重心で有利な展開が見られそうな貴公俊。

栃ノ心の四つ相撲が「怪力」と称されましたが、普通の体格の貴公俊が四つ相撲で勝ち抜く姿を見てみたい。今、そういう相撲をとる若手力士がいないし。徹底してほしい。

やはり立合いが通用するか、まずはそこでしょうね。こればかりは、始まってみないと何とも言えません。組んでしまえば、十両にも少ないタイプなので活躍が期待できますが。

貴源治が立合いに焦らされたり、一気に出られたりと、意表をつかれて負ける場面がありますが、貴公俊は性格面では落ち着いているように見えます。あくまでもこれまでの印象だから、十両のベテラン相手では分かりませんけど。

希望的観測の多い文章になってしまいましたが、現実になる可能性は充分。いませんからね、右でも左でもとれて、重心が低く、引き付けが強い力士。楽しみです。

大相撲力士名鑑 : 貴公俊




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