炎鵬 VS佐田の海は物言いでも良かったと思うけど、照強も強くて、安美錦はお疲れ様





炎鵬VS佐田の海、これは物言いでしょう。まったく確認しようというアレは、無かったんでしょうか、審判委員。佐田の海の手付きは土俵の外、土俵の延長線上で見て、確認するべきでしょう。私には、ほぼ同時に見える。それなら、技を仕掛けた方のアドバンテージを考慮すると・・・。

それはともかく、照強も炎鵬も、真っ向の正攻法の相撲。以前に名関脇鷲羽山のコラムを書いたときに、小兵ながら正攻法の、朝青龍のような相撲を取った、みたいなことを書いた記憶がある。

照強と炎鵬も、コレに通じる。逆に、朝青龍が170㎝も無かったら、照強や炎鵬のような相撲で、やはり照強に近いか。照強には、吊り出しもあるし。

ところで、私が大相撲を見始めて、大鵬・北の湖・千代の富士・貴乃花・朝青龍・白鵬と、一時代を築いた横綱が常に輩出されている。以外にも、北の富士・玉の海・輪島・曙・武蔵丸という素晴らしい横綱がいた。

何が言いたいのか・・・、いよいよ、そんな力士がいない時代を、我々は経験することになるのか・・・怒られそうだ・・・、誰に? 正直、横綱不在の期間があっても、別に良い。

だから私は恵まれていて、この55年ほど、強い横綱を見続けてきた。曙の横綱昇進前に、少しの空白期間はあっても。しかしだ、私は大ノ里や幡瀬川が「相撲の神様」と呼ばれた時代を知らない。古いYouTubeで、幡瀬川の姿を少し見れるだけだ。

何が言いたいのかというと、今の状況で、照強と炎鵬は、名関脇と呼ばれる以上の存在、ザックリと言うと大関だって可能かもしれないと思う今日この頃。強い横綱がいなくても、そんな土俵も面白いだろうね。ところで、安美錦は名関脇だった。本当に、お疲れ様でした。

大相撲力士名鑑 : 照強 炎鵬




2件のコメント

  1. >>場所前はモンゴル国籍離脱が受理され、日本国籍取得に向けた動きが着々と進んでいる。引退後の角界を見据えてか「こっちは時間がないから、どんどん来てほしいね」と、呼びかけるように言った。
    >>https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201907080000817.html?
    白鵬が「時間がない」と言っているのだが、大きく取り上げられることはない。
    相変わらず、日刊ゲンダイは「白鵬の一代年寄は認められない」と書き、舞の海氏は「見てる人からすれば白鵬に1敗くらいしてほしいんですよ」と発言し、吉田沙保里氏に「やってる本人は1敗もしたくない、全勝したいはず」と返されている。
    白鵬がいないとマスコミも解説者もSNSも困るんだろう。それとも新たなターゲットを見つけるのか。

    炎鵬(十二日目の松鳳山戦も惜しかった)と照強が、白鵬不在の穴を埋めることになるのか。それは歓迎すべきことだろうが、小兵は大きな力士と対戦することで輝く。
    両力士の前に立ちはだかる同年代の大型力士が必要なのだが、貴源治は負け越し、矢後は十両陥落濃厚だ。こっちのほうが深刻な問題かもしれない。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    今の若手上位陣は実力伯仲、意地悪く言えば、突出した力士がいないわけですが、この中に照強と炎鵬が加わる面白さはあると思います。そして、安美錦の弟弟子(だから照強の弟弟子でもある)で翠富士も関取が迫ってきました。何か、タイガーマスクやダイナマイト・キッドが活躍していた時代のプロレスを思い出します。

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