貴ノ富士

貴ノ富士 の休場で、尚のこと世代交代は遠いと感じる今日この頃





貴ノ富士の暴力事件。その暴力の程度は定かではないが、10年ほど体育会に身を置いた私は「本当に怖い人は、暴力を使わなくても怖い」ということを知っている。だから、暴力は不要なのだ。

身も蓋もない言い方だが、口で言っても分からない人には、辞めてもらうしかない。これは暴力を振るう側も同様で、口で言っても分からなければ、辞めてもらうしかない。学校じゃないんだから。教育の場じゃない。もちろん、その内容と状況で判断されるが。

以前にも書いたけど、貴ノ富士は貴源治よりも四つ身の重心が低く、四つ相撲の潜在能力は若手力士では一番だと思っている。阿武咲のケガ以降の低迷、そしてナマクラな面が垣間見える貴源治。

きわめて個人的な意見だが、唯一横綱の可能性を感じているのが貴ノ富士だ。キチンとした内容と状況の把握と、外野に惑わされない判断が望まれるところだ。最悪のケースも覚悟しないと。

貴ノ富士の休場で、今場所の土俵には将来の横綱候補の力士は不在だ。大関候補ならいるけど。しかし、それは致し方ないことだ、と思うようになった、今日この頃。

貴乃花や曙と、朝青龍の間には覇者交代の戦いが無かった、とよく言われる。それは、劇的だった千代の富士VS貴乃花の相撲があったからこそ言われることだ。

しかし事実は違う。千代の富士が横綱として丈夫で長持ちだったし、貴乃花は早熟だったから実現した取組だ。それに、それから貴乃花が横綱になるのには、かなりの時間が掛かった。あの相撲は覇者交代の一番ではなかった。

だから平成以降に、競い合っての覇者交代は無い。昭和にはあった。大鵬と北の富士・玉の海の年齢の近さ、輪島を挟んで、北の湖と千代の富士の年齢の近さを考えると、それだけ昭和には時代を作った横綱がいたわけだ。

白鵬と鶴竜が引退しても横綱候補は現れない、ということがあっても不思議ではない、というか平成になってからは、そっちの方が普通とも言える。ということで、当たり前のことだけど、相撲内容を楽しみましょ。

大相撲力士名鑑 : 貴ノ富士




2件のコメント

  1. もう退職して1年になろうとしているのに、今更貴乃花氏かと思われそうだが、今年2月、貴乃花氏と河内家菊水丸師との対談で、
    >>https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/02/09/kiji/20190209s00005000176000c.html
    >>元(貴乃花)親方 今回上がったら落ちることはない。本当にこの子だけは角界に残さないといけないと思った。
    「前回」はまだ貴乃花親方だった頃で、内閣府に告発状を提出していたが、取り下げて貴公俊(当時)を「角界に残した」。その恩情も裏切ったことになる。
    貴乃花氏の力士を見る眼は正しいだろうが、令和元年だ。昭和ならニュースにもならないことでも不祥事にされてしまう。
    いろいろブログやツイッターも拝見したが、貴ノ富士は怒りを制御できないタイプの人間で、家庭を持ったらDVもやらかすだろう、という見解が一番腑に落ちた。
    コンプライアンス委員会を開催→処分案を作成して八角理事長に答申→正式な処分は相撲協会の理事会で決定、という流れだが、このルーティーンで貴ノ富士が角界に残れる可能性は極めて少ないと考える。無念だ。
    帰化した白鵬は秋場所初日敗れた。時代の転換期だろうが、しばらくは停滞状態が続くか。

    1. shin2さんへ
      コメント、ありがとうございます。
      貴ノ富士については、事実に基づいて、厳正に判断してもらえれば、大相撲ファンとしては結果に従うまでですね。白鵬が敗れ、波乱の様相を呈してきた秋場所ですね。また更新いたします。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です