落合 大相撲 相撲

明日の 熱海富士 戦が楽しみな 落合 、左四つになるか右四つになるか

荒れる春場所と呼ばれたのも今は昔、横綱も大関もいなければ、荒れようにも荒れられない。幕内の星の潰し合いは、荒れてるとは言わない。翠富士は全勝だから、潰し合いに加わっていないし。

幕内の優勝力士の予想は難しいけれど、十両の優勝争いは朝乃山・逸ノ城・落合が並走している。注目の落合は7日目の栃武蔵戦で左ひじを極められたが、以後も白星を並べている。サポーターは付けているけれど、相撲に影響を見せていないのは大したものだ。

ケガに強い力士は、本当に強い力士だ、と思う。そう言えば、先日のスポーツニュースで力士のケガの多さが話題に上っていた。あまり聞いていなかったけれど、体重増加で体への負担が大きくなり、それでケガが増えている、みたいな話だったようだ。

体への負担というよりも、体重増加でぶつかり稽古で息が上がるのが早くなって、全般的に受け身が下手になっているのではないか、なんてことを思ってしまう。実際に、上手に転がれない力士が多い。

北の湖は今の土俵でも重量力士だろうが、ケガに強かった。ケガに強くて、さらに体も強かったのだろう。そして転がり方も上手だったはずだ。落合に、そのイメージを重ねてしまう。

十両の優勝を争う朝乃山と逸ノ城と落合の方が、幕内の優勝を争う力士たちよりも強そうだ、なんてことを言ったら、幕内最軽量で優勝争いのトップを走る翠富士に失礼なので言わないが、ド迫力の優勝争いになりそうだ。

左四つの落合は、ここまでの相撲で「左脇は堅いのか」「右四つでも取れるのか」という点に答えを出していない。そういう展開にもなっていない。ガチガチの右四つの朝乃山と逸ノ城との対戦は、いろいろな意味で、楽しみだ。早く見たい。あっ、明日の熱海富士戦も、そういう意味では注目だ。年齢も一つ違いだし。

大相撲力士名鑑 : 落合




砂かぶりの夜

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