貴公俊 たかよしとし

貴公俊 の未来のイメージを勝手に想像しております





いよいよ貴源治の十両デビューの夏場所ですが、貴公俊も気になりますね。もちろん今まで見た相撲自体が少ないし、まだ十代の力士で相撲の型もこれからのときに、貴公俊の相撲にあれこれと話すのも何ですが、ファンとしての勝手なお話ということで・・・。

兄弟力士といえば思い浮かぶのは当然のごとく貴乃花と若乃花ですが、かつての兄弟力士で小柄な方は技巧派というイメージが出来てしまいます。小城ノ花と小城錦もそうでしたが、実際のところはそれほどの身長差はありませんでした。貴源治と貴公俊はなおかつ双子ですから、体格差もそれほどはありません。

数少ない貴公俊の相撲を見た印象は、意外と強引な相撲をとるという感じでしょうか。貴源治がまず突っ張って、そこからの展開という相撲に対して、貴公俊は廻しを引いて捕まえたいという意識が見られます。見た回数が少ないので、あくまでも個人的な感想ですけど・・・。

しかしこのイメージは、私には望ましいものです。今、力士名鑑の完成のために昭和の力士の相撲を思い返すことが多いのですが、やはり昔の力士は荒々しいですね。

これは偏見も入っているのを承知ですが、学生相撲出身力士は相撲が謙虚です。謙虚という言葉が適切かどうかは分かりませんが、身の丈に合った相撲という感じがします。ベテランになって相撲に深みが出てきた嘉風など、若手力士のころよりも思い切った相撲をとっています。

貴公俊には、「廻しを引いたら負けない」ぐらいの強気な相撲で、いけるところまで通して、大きな相撲をとってほしいです。体は186cmで126kgですか・・・19歳ですから体重はゆっくりと増やしてもらいたいですね。

想像ばかりが先行しておりますが、ガチッと組んでいく四つ相撲の力士の登場を楽しみにしています。豪栄道は新入幕時のイメージよりも相撲が小さくなりましたし、遠藤は前ミツをとって攻める相撲になりました。それはそれで力士としての個性を生かしてのことですが、大きな相撲をとれる可能性を貴公俊には感じました。夏場所に期待です。




力士名鑑 : 貴公俊

 

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