稀勢の里

稀勢の里 は追手風部屋に出稽古で大栄翔と15番、14勝1敗





いよいよ、大相撲夏場所まで一週間となりました。ニュースによると稀勢の里は今日7日、追手風部屋に出稽古に行って大栄翔を15番の申し合いで、結果は14勝1敗ということでした。

左からのすくい投げも決めていましたし、左四つで右上手を引きつけての力強い寄り切りも見せていました。しかし左肩の具合を確かめるように動かす場面もあり、まだ万全とはいかないようです。

相手の大栄翔は先場所11勝4敗、突き押し相撲で、最近の力士の中では引き落としや叩き込みが少ない力士です。立合いの当たりも強く、稽古相手としては理想的だったと思います。

大栄翔の押しは低く、そこを稀勢の里が左かいなでどれだけ起こせるかが気になるところでした。もちろん15番全部は分かりませんが、重心の低い大栄翔に左手を使っている場面は見受けられました。

インタビューでは、「痛みはない」という答えでしたが、まぁ状況にかかわらず答えは一緒でしょう。稀勢の里の悪いときは左の下手にこだわるところがあり、状態を考えて左はかいなの返し中心となれば、むしろ先場所・先々場所の相撲がとれるでしょう。

これは下半身が充実していれば、左でかいなを返して右上手から攻めていけます。下半身については稀勢の里のことですから、稽古充分でしょう。

あとは立合いの当たりが、ケガにどれぐらい影響を受けるかですね。稀勢の里の場合は基本、右四つでは厳しいものがあります。立合いの当たりが、どこまで戻っているかですね。

初日まで、一週間を切りました。先場所、優勝を争った照ノ富士、巻き返しを図る白鵬。徐々に調子を上げてくるでしょう。今年に入っての流れからいくと、稀勢の里に白鵬と照ノ富士が優勝争いにからむ展開が予想されますが・・・もう次の日曜日です。

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