豊ノ島

横綱相撲を取る小兵力士 豊ノ島 が引退、本当にお疲れ様でした





豊ノ島が引退した。これで白鵬世代の主な力士は、白鵬・鶴竜・琴奨菊の三人になった。もう36歳だから充分にやったというところだが、琴奨菊と割が組まれるところまで戻ってくる場面を待っていたけど。それでも、ケガもあったし、やはり目一杯の頑張りだった。

新コロナの影響で5月場所が見えないことで、新コロナ関連で進退を決めたアスリートにカテゴライズされている感じだが、先場所の最終盤では「すべて、やり切った」という雰囲気ではあった。お疲れ様でした。私がブログを始めたころの期待の若手力士の引退は、感慨深いし、時の流れを感じるなぁ。

豊ノ島は身長が169㎝ということで、当初は舞の海と比較されていたような気がする。取口があまりにも違うので、単に際立った小兵力士という部分だけの比較だったわけだが。

しかしその、舞の海に匹敵するほどの小兵力士は、若手で入幕したてなのに横綱・大関のような相撲を取っていた。これは面白い、と感じさせる力士だった。たぶん、昭和20年代・30年代の横綱、照国や鏡里はこんな感じだったろうな、と思った。

まぁ、当時は朝青龍も強かったし、白鵬が若手のダントツのナンバーワン。やっぱり昭和20年・30年のころより、大相撲は、というか力士はレベルアップしてるんだなぁ、みたいな風にも見ていた。

逆から見ると、豊ノ島が鏡里ぐらい、だから身長が175㎝ぐらいでもあったら、ひょっとしたら横綱も夢じゃなかったかな、なんてことも考えられた。そういう意味では、夢が見れた、空想を働かしてくれた力士だった。

大きい相撲を取る力士は、本当に見ていて気持ちが良い。「横綱相撲を取る小兵力士」、豊ノ島は大相撲ファンの記憶に永く残る力士なのだ。

大相撲力士名鑑 : 豊ノ島




2件のコメント

  1. >>元関脇・豊ノ島が引退表明…コロナ廃業のアスリートが続々
    >>https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/272069
    日刊ゲンダイが珍しく真っ当な記事を書いているが、東京五輪出場を目指すアスリートと同列にされるのは首を捻る。豊ノ島のウィキペディアによると、
    >>2017年5月12日に朝赤龍が現役を引退し「錦島」を襲名した時に、元朝赤龍がこの名跡を継承(取得)していることが日本相撲協会の平成29年度の事業報告書で確認でき、豊ノ島が名跡を手放したことが明らかになった
    とある。致命傷となったアキレス腱の断裂の時点で33歳、所得していた年寄名跡を手放して、幕下まで落ちて現役を続ける理由がわからなかった。「妻が娘が琴奨菊が」というのは本心ではなかっただろう。力士でないとわからない心理だろうか。

    >>若手で入幕したてなのに横綱・大関のような相撲を取っていた
    当時130キロ前後か。なかなか番附は上がらず「体の割りに相撲が大きい」と言われていたと記憶している。体重が160キロを超えて上位に通用するようになったが、ケガも比例して増えていった。
    大関琴欧洲とは身長差30センチ以上あるが、対戦成績16勝16敗だ。長身力士相手でも平気で取っていた。幕内通算71場所で関脇5場所小結8場所、十分取り切った力士生活だった。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    白鵬世代で、日馬富士・稀勢の里・琴欧州・琴奨菊・鶴竜・把瑠都・豪栄道と同列に、並び称せられる力士が豊ノ島だったと思います。他の力士は大関以上に上がりましたが、名関脇として、横綱相撲を取った異能の小兵力士として、大相撲史に残る力士ですね。

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