霧馬山

優勝争いは、かっちりした相撲VSグダグダの相撲の争いなのだ

大相撲5月場所も4日目が過ぎて、初日前日のブログで書いた力士では、照ノ富士と若元春と落合が4連勝、霧馬山と豊昇龍と北青鵬が3勝1敗だ。

霧馬山は相撲が落ち着いてないというか、違うのだろうけど、私はどうしても四つに組んで勝つ相撲を見たいね。フィジカル的な強さは感じるけれど、何となく勝ってる、と見えてしまう。何となくでも白星を積み上げるのは、簡単ではないのだろうけど。

同じく1敗の豊昇龍も、かっちりとした勝ち方をしていない。廻しへの執着が薄れてきているように見える。薄れてきても、勝っているから良いのかな。しかし、かっちりとして勝たないと、大勝ちは出来ないと思う。

やはり1敗の北青鵬、4日目の竜電戦では右の上手廻し一本で勝ってしまった。右を引いたら強い、というか負けない。右なら、上手でも良さそうだ。白鵬の弟子だからって、右四つの型がどうのこうのと言われているが、こだわらない方が良いと思う。

そして初日前日のブログでは触れていないけど、朝乃山が4連勝。琴恵光戦では、琴恵光の体が飛んでいたということで白星。体が飛んでたって言うけど、琴恵光の右手は朝乃山を叩いているところだったから、琴恵光は重心を失ってはいなかったよね。体は飛んでない。むしろ、技を決める途中という感じだった。

両足が土俵から離れたから「体が飛んでいる」って、違うでしょ。しかしこういうラッキーな白星がある場所って、何かがあるかもしれない。朝乃山の優勝があるかもしれない。皮肉だけど。

私好みのかっちりとした勝ち方では、言うまでもなく若元春がトップを絶賛独走中だ。照ノ富士もある意味で、かっちりとした相撲を取っている。今の体で出来る、最高のかっちりだと思う。

このかっちりした照ノ富士と若元春に、グダグダの霧馬山と豊昇龍がどんな相撲を仕掛けるのか。かっちりVSグダグダの優勝争い。グダグダは、やはり言い過ぎたかな。

大相撲力士名鑑




砂かぶりの夜

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