若羽黒

若羽黒 は体重を増やし過ぎ、本当は稽古嫌いではなかったかも?





若羽黒が引退した時、4歳だった私にはその相撲の記憶は無いと思います。思いますというのは、引退した後も若羽黒の四股名は、なぜか何度も耳にしていた気がして、そのために非常に記憶が曖昧になっているのです。

引退後も耳にしていたのは、ウィキペディアに載っている通りです。私が小学3年生の時に若羽黒は亡くなるのですが、そのときの記憶は鮮明にあります。34歳だったことを知って、子どもながらに若すぎる死にショックを受けました。

若羽黒は176㎝で150kg、150kg以上を巨漢力士と呼んでいた時代の、ギリギリの巨漢力士でした。新大関の場所で初優勝し、横綱を期待された力士なだけに、その後の低迷で印象を決められている感があります。

「ドライボーイ」と呼ばれたのは、実家がクリーニング屋だったことよりも、その言動がドライだったからと思われますし、「稽古嫌い」のレッテルが貼られ、柏鵬という正統派の横綱が誕生したこともあり、「反逆児」とも呼ばれます。

しかし、本当に若羽黒は稽古嫌いだったのか?リアルタイムでまったく知らない力士ですが、私は本気で疑問符を付けます。入幕した頃の若羽黒は、まだそれほど大きくありません。150kgの巨漢力士になるのは三役に上がってから、さらに押しを磨いて大関に昇進します。

残っている映像を見ると、三役に定着する23歳ぐらいで急速に太っています。意外と細面の若羽黒の画像を見かけることがあるので、その辺は気になっていました。

若羽黒

そして27歳の時に大関を陥落するのですが、残っている現役晩年の若羽黒の画像は老成しています。私は、若羽黒が稽古嫌いだったと言うよりも、むしろ稽古に耐えうる体調ではなかったのです。

それは20歳代前半で急激に体重を増やした、その影響が大きかったのではないかと思います。大関を陥落する前後から、その健康状態が悪化していたのは、急激な体重増加も一因だったでしょう。顔付きも、かなり変わっていきます。30歳で引退していますので、写真は20代か30歳。老けて見えます。

若羽黒

スキャンダラスな出来事で若羽黒のイメージは、勝手に作られているのでは。当時でも身長176㎝は大きい方ではないし、稽古嫌いで大関になれるわけもない、まして「真面目に稽古をしていたら大鵬も勝てない力士だった」と、「破天荒ドラマ」の主人公にさせられていると感じます。

実際には大関の頃から、高血圧・糖尿病・腎臓炎を患っていたわけですが、ウィキペディアなどでも、その記述はありません。早くに体重を増やし過ぎた、体重と健康の関係を考えさせられる、若羽黒の早逝でした。

大相撲力士名鑑 : 若羽黒

 

パワーストーンブレスレット:ローズクォーツで赤房をイメージしました




2件のコメント

  1. 貴景勝が、まだ佐藤の四股名で十両に上がってきたとき「ちょっと若羽黒に似た風貌だな」と思ったことがある。20歳そこそこの若手で、妙にフテブテしい感じがした。
    もちろん貴景勝は貴乃花部屋所属だ。稽古嫌いなわけがないし、私生活の乱れも(今のところは)なさそうだ。
    ライバルの阿武咲は四つでも取れそうだが、貴景勝は突き押し一本で行くだろうか。公称174㎝・169㎏!で動けるのは一種の天才かもしれない。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    貴景勝は、あの体であれだけ動くのは、確かに天才的です。阿武咲も同様に、かなり体重があります。私は秘かに、貴景勝・阿武咲・宇良の3人が、大ノ里と幡瀬川のような存在になる可能性を考えています。私たちがリアルタイムで見ることが出来なかった、「相撲の神様」と呼ばれるような存在に。ちょっと話が、飛び過ぎましたでしょうか。

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