御嶽海

輪島以来の2人目に成れるか 御嶽海 、 豊昇龍 と 丹治 は40をメドに





御嶽海が優勝と大関を手中にした。照ノ富士戦は完勝だった。御嶽海のことだ、照ノ富士戦はとっておきの作戦があるのかなと思ってはいたが、左からのおっつけ。それも北勝富士を彷彿とさせる、左にずれての左おっつけ。あまり見せない左おっつけは、北勝富士戦でひらめいたのか? 違うみたいですね。

照ノ富士の足の状態は確かに悪かったのだろうが、阿炎の照ノ富士への横からの攻めが功を奏したように、御嶽海の左に回りながらの左おっつけに照ノ富士は完全に崩された。これからのVS照ノ富士の空気感は、大きく変わる。そして照ノ富士の復調も願う。

さて御嶽海、227年振りの長野県出身の大関だったり、出羽海部屋から46年振りの大関昇進だったり、学生相撲出身力士としては10人目の大関だとかの話がネットに出ているけれど、一番の話題はコレを上げるべきだと思う。学生相撲出身力士の横綱は、輪島が最初で今のところ最後だ。これでしょう。

しかし、綱への可能性は見当もつかない。御嶽海の相撲の巧さの奥行きの広さと、逆に緩んでしまったときの下げ幅の広さ。これが見当がつかないから、綱への可能性など予測できない。前にも書いたけど、ランキング制でランキングの1位には成れるイメージはある。綱とは、ちょっと違うな。

そして毎場所毎場所、何回も書いている豊昇龍を、今場所はほとんど書かなかった。何故かは分からないが、阿炎や丹治とか、書くことが多かったせいもある。それに、「今書かなくても、どうせ強くなる」という感じもあった。

強いて言えば、「豊昇龍は右四つよりも左四つが良い」という私のテーマはどうだったか。そのテーマに関しては、左四つで強かったが右四つでも強かった、で宜しいのではないだろうか。とにかく廻しを引けば、強い、これだけで良い。

そして一番凄いところは、ゆっくりと本当にゆっくりと体重を増やしているところだ。今で132㎏、ひょっとすると140㎏になってのBMIが40でベストかもしれない。まだ、8㎏ある。まだまだ、これからだ。それも、ゆっくりと。

そう言えば、丹治は豊昇龍と同じぐらいの身長だった。これは、参考に出来るな。だから丹治は、まったく急ぐ必要は無い。勝つことよりも、強くなることだ。ちなみに若元春も、白鵬もBMIはほぼ40だ。もっと言えば、北の富士のBMIも40なのだ。

大相撲力士名鑑 : 御嶽海 豊昇龍 丹治




砂かぶりの夜

2件のコメント

  1. 御嶽海は勝敗予想が難しいことでは確実に1位だ。北勝富士や阿武咲にコロッと星を落とす。
    御嶽海の十四日目の相手が宝富士だった。ここは豊昇龍だろう、と思ったが、宝富士に勝って十二勝目を挙げた時点で千秋楽を待たずに臨時理事会が開催されることが決定した。審判部も味方したか、というと怒られるが、まあ喉から手が出るほど新大関が欲しかったのだろう。照ノ富士の失速にも救われた。
    阿炎のほうが安心して相撲を見ていられる気がするが、十三日目の直接対決(実質優勝決定戦だった)では御嶽海が勝った。ここは意地を見せた。できれば十五日間お願いしたい。
    豊昇龍も王鵬も、期待が大きすぎるので伸び悩みと言われがちだが、朝青龍や大鵬とは強くなるスピードが違うだけだろう。逸材であることは間違いない。

  2. shin2さんへ
    コメント、ありがとうございます。
    正代と貴景勝の状態を考えると、御嶽海への期待は大きなものですね。相撲協会にとっても、横審にとっても。照ノ富士のケガもあって、上位陣の薄さと不安定さは厳しい状況です。御嶽海の安定感を客観的に判断すると、戦国時代の到来も予測され、それはポスト白鵬時代に相応しいのかもしれません。

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